蓄膿手術・・・その①

結婚して早1年と8ヶ月
旦那とは知り合って4年と少しが経ちました。
その間はのんびりのんびーり関係を深めてきたのですが、
結婚してからさらに老夫婦のようなまったりさ(笑)が出て来ました。
お互い喧嘩をしても必ず仲直りすることが目に見えているので喧嘩もあまり盛り上がりません。

話は変わりますが、最近旦那は「蓄膿」の手術を致しました。
大阪S十字病院です。
正直、いろいろな病院を廻って、改善されない症状に嫌気がさしていました。
耳鼻科では有名なこの病院に賭けてみようと思い、多くの患者が待つ中、飛び入りで外来診察を
してもらいました。朝一番に赴いて、夕方4時過ぎの診察でした。<(笑)
4つある診察室には先生の顔写真とお名前が載っていて分かりやすくて好印象でした。
「副部長さんあたりが経験と実績があるだろうから、担当医になってほしいね」・・とずうずうしく
思っていたものです。
しかし期待に反しまして、「一番若い(30代前半?)」
「『エンタの神様』に出てくるような」「お笑い系のヤサ男」が担当医になってしまいました。(笑)
仮に「M」先生としましょう。
一発目からタメ口だったのもそうですが、患者を年齢に関係なく子供扱いするような
口調に少し苦笑い・・・。
テキパキと診察し、さっさとレントゲンを撮るようにと追い出されました。
結果は右顔面と眉間の副鼻腔が真っ白で膿がいっぱい、辛かろうとのこと。
要手術とおっしゃいました。
「手術」の二文字にああ、やっぱりね・・と観念しました。
手術日を決めたのは2回目の外来でした。
「いつでもいいですよ」と私たちは言うと、でかいスケジュールノートを取りだし
パラパラ・・・とめくり始めたM先生。
「えええ??」と驚くほどの予定の数でした。
手術はほぼ毎日2本ほど(それ以上の時もあるはず)入っており、
その他は朝のはよから夕方遅くまで外来。
医者ってこんなに忙しいものなのか!!と衝撃をうけました。
「最短で10月29日になるけど・・」とおっしゃったので
素直に「はい」とうなずきました。約一ヶ月後の術日決定でした。

まあ、長々というのもなんですが、手術までの間、蓄膿による頭痛がひどい旦那は
処置のため何度か病院に足を運びました。
ある日いつものながーい待ち時間を経て診察を受けると
「待たせてごめんね。今度から受付で「手術決定している者ですが」って言ってくれたら優先的に
看てあげるから・・・。」と優しい言葉をかけてもらい、今まで知っていたどの医者よりも
優しさを感じました。
★ちなみにだいたい総合病院の待ち時間は地獄に近いものがあると定評です★
次からは確かにかなり早い時間に看てもらうことが出来、大満足で病院をあとにしました。

手術のため、前日から入院します。
私本人もその日、胃カメラ・超音波・超音波内視鏡などの検査を予定していたので
早めに病院に到着しました。
部屋は4人部屋。13階の見晴らしのいい窓際ベッドでした。
液晶テレビ・冷蔵庫もも各ベッドに付いているので満足いく設備でした。
看護婦さんもとってもラブリーで、若いのでちょっと華やかでしたね。
一日目はM先生の外来診察終了を待って「術前説明」を夫婦で聞きました。
蓄膿の他に鼻が奥の方で曲がっているとのことで下記のような内容の手術もプラスされました。
「鼻中隔湾曲症手術」
麻酔:部分麻酔or全身麻酔
手術内容:鼻腔を塞いでいる軟骨等をノミ等で取り除く。
手術時間:30分~2時間

全部で2時間ちょいの行程です。
しかし「ノミ」で砕く???頭がおかしくなりそうですねえ・・。
旦那もびくびくしていました。
もうこの若い先生に委ねるしかありません。
ここで以前から気になっていた「年齢」について問いただしてみました。

旦那「先生、若くお見えになられますがおいくつでしょうか?」
(二人の予想:31歳)

M先生「え、うーん、あんまり言いたくないねんけどなあ・・・・」
言葉を濁す先生。

旦那「あ、そうなんですか?」
(そうか、いいたくないんか・・意気消沈)

M先生「28です。」

二人「・・・・・・・・・・。あ、そうなんですかぁ」
(心の声:わかっ!!めちゃわかいやん!!大丈夫かよ。インターンおわったばっかりやんけ)

旦那「あ、よかったです。同い年ですね。ところで蓄膿の手術は何例くらいされましたか?」

M先生「今まで?・・・うーん100はいってへんなあ・・。80ほどかな」

二人「そうですかぁ!」
(心の声:少なっ!大丈夫やと思うけど・・・)

そんな不安を見抜いたように
「執刀は二人でしますから。そういう決まりなんで・・・」
とおっしゃり安堵しました。

この日一日は本当にへとへとでしたね。
旦那は術前日なので睡眠薬を飲んで就寝。

コメント

タイトルとURLをコピーしました