不安定な要素

毎日、いろんな予定を入れる。
毎日、買い物して、ご飯作って、食べて、遊んで、猫の世話して、パソコン叩いて、テレビ見て、寝る。
忙しくはない。
だって専業主婦だもんね。

こうやって平和で安定した生活を送っていると
たまに義母の死がどかっと降りかかってくる。
「死」について考えさせられる。

義母は58歳で他界した。
これは普通なら早死と思われる。

私の実母は64歳で他界した。
これも普通なら早死にと考えられる。

大昔なら人生50年だけど、今は80年、100年が当たり前。
実際90過ぎても私の実祖母は元気に生活している。
近い身内がひとりひとり死んでいくと
残された家族と堅く寄り添うように生活するようになる。
少し帰りが遅いと必要以上に心配になり、連絡が取れないと心拍数が上がる。
こんなことならひとりで孤独に生きていくことがどれだけ楽だろうと何度も思った。
あたりまえだけど
結婚して家族が増えて、自分の身の置き方に変化が生じ、それがたまに窮屈になる。

この間、あまり好きでなかった生命保険とガン保険に加入した。
たぶん独身なら一生入らなかっただろうな。
家族がいるから、もし、万が一病気になったり、死亡したりしたら迷惑かけるから
加入しようと自然に思えた。

ひとりで死ぬことは怖くないけど、家族を残して死ぬことはとても怖い。
これが・・・結婚して一番の変化だと思う。

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