わたしが初めて「オペラ座の怪人」に触れたのは、
アメリカ留学中でした。
サンフランシスコのこぢんまりとした劇場で
当時、英語がよく聞き取れないくせに、ウキウキと
鑑賞したのを覚えています。
寮に帰ってきてから、パンフレットの内容を必死で
訳したのですが、いまいちはっきり分かりませんでした。
でも歌声のすばらしさや、ファントムのかっこよさだけは
強く印象に残りました。
つい最近、「オペラ座の怪人」が映画化されました。
わたしは、当時の感動をもう一度味わうために、
映画館に足を運びました。
結果、素敵な映画には違いなかったのですが、
あのときの臨場感などは体験できなかったのです。
うーん、なぜ?
考えられるのは、「生」の歌声、「生」の踊り、
「生」のシャンデリア落ち・・・が無かったから。
映画はやはりスクリーン上で起こっていることなので
なにか遠い感じがするんですよね。
まあ、当然なんですけど・・。
もちろん映画ならではの迫力はありましたが、
わたしはやはり舞台でなければ、あのドキドキ感は
貰えないのだなと認識しました。
あ、あと映画のファントムは格好よすぎます。
声ももう少し、渋かったらなあ・・・。
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