義姉の見舞客 「大叔母」


いきなりの大叔母からの電話。

「Y子ちゃん(義姉)、いつ産まれるんけ?」

気にかけてくださる親戚の方がいて、
この大叔母に連絡したらしい。
窓口的役割を果たしてくれていると知ったので、
大叔母の希望通り、お見舞いに同行した。



病院へ行く途中、いろいろな話を聞けた。

まずこの辺の地域のお七夜の事、
お食い初めの事、着物の事。

正直、この大叔母はすばらしい記憶力を持っている。
大昔<大叔母が幼少の頃>から現在まで、
いろんな話を詳細に聞かせてくれるのだ。

だからこの方の情報はほぼ間違いがないと私は思っている。

これから行事が目白押しなもので、
私は誰かにこの家の行事について相談しなくてはと
思っていたのだけど、
大叔母に聞くことが大事だと感じた。

もちろん家々での決め事なので、
全てをその通りに実行するわけでは無いけど、
伝統的な行事のあり方を聞けるのは助かる。


わが家にはこういった
「知識を伝える人」が大勢いてくれるので
ほんと安心。<しかし大変(-_-)

うちの本家の当主<女>などは本当にすごい。
優雅で、常識人で冷静で、物知りで、
普段は優しげだが、
時にものすごい威圧感があり他人を黙らせることが出来る。


嫁いできて、私たち夫婦が知ったことはたくさんあるけれど、
こういう人達を大事にしていかなくては
家は成り立たないと思う今日この頃です。





コメント

  1. otto より:

    大変そうですね
    なかなかに大変そうですね。
    お義姉様のお腹も大変そうですけどw

    田舎の風習やしきたりはそうやって守られていくんですね。

    ウチの方では、コロコロ餅と内祝いのお祝い返しだけをやっておけばオッケーなので。

    100日には、写真を撮りに行って義父と義母にポストカードを渡して。と、これくらいしか行事はありませんでした。

    ムスメの時は初めての子供だったので、気合入れまくりでいろんな行事をしましたが、下のムスコは、なんとなく行事をし忘れているみたいです。2人目はまあこんなもんなのでしょうかね。

    卯月さんは、伝統の継承者として頑張る日々が待っているんですね。
    あんまり頑張り過ぎないように頑張ってください。

  2. 卯月 より:

    ottoさんへ
    おかしなもので、大阪に居るときは
    田舎の全てのしきたりや行事がうっとうしいものだったけど、
    こちらで一つ一つ行事の意味を知っていくうちに
    「これは重要なものかも」と考えを改めさせられることが多いです。

    もちろん無駄もありますけど。

    簡略化することが決して悪いことではないし、
    もちろんそれが時代の流れに適していると思うのですが、わが家のたくさんの親戚をみて
    この人達に失礼のないような対応を心がけたいと思います。

    コロコロ餅・・・大阪ではありませんでした。

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