福野町  夜高祭り2007



南砺市、福野夜高(よたか)祭りに
主人と父と三人でいってきました。

夜高祭(よたかまつり)は 福野神明社の神迎えの祭礼、宵祭りです。
浦町(うらまち)、 辰巳町(たつみちょう)、 横町(よこちょ) 
  上町(かんまち)、 七津屋(ななつや)、  新町(しんまち)、 御蔵町(おくらまち)
 この七つの町内が大行灯を出します。 
このほかに、松原地区が中行灯を出します。


由来については
こちら

福野夜高祭は初めてなのですが、ケンカ祭と聞いて
血が騒ぎました!!
これは絶対ベストポジションで見ねば・・・・。



夜10時半頃、現地へ向かいます。

既に大勢の観客がわらわら・・・と。
でもまだ歩き進むことは困難ではありませんでした。



地元青年団の人たちが祭の前の
景気づけで太鼓を叩き、笛の音が響き渡ります。

盛り上がってきますね。



山場が始まるのは午後11時20分頃。
それまで模型の大行灯を見て楽しみました。
よく出来てますね。



大行灯は一年かけて丁寧に頑丈にこの日のためだけに作られるのです。


これが去年の最優秀賞を手にした大行灯です。
非常に美しいです!



午後10時50分頃、随分人も増えました。
ちょっと動きづらい感じです。


大行灯の上に青年団の若衆が上り始めます。
そろそろ始まる!と期待が膨らみました。


子供達は小さいので安全で高見の見物ができる
木でつくられた塀の向こうへ。
この塀は家(店)のシャッターが人波で壊されないよう
工夫されたものです。

この辺りがベストポジションだったと思います。

午後11時20分ころ、本番のケンカ祭が始まりました。


たくさんのフラッシュを受け、写真が撮りやすくなります。
大行灯から若衆が相手の行灯に飛び移り破壊を始めます。
命綱は手にもったロープのみ。
身軽じゃないとできません。

頑丈な行灯は壊すのも一苦労。
行灯制作の詳細はこちら・・・。


お互いにパーツの取り合いが始まったり、
フレームを壊したりとかなり過激です。




一つの町の行灯と対峙したあと、また次へ・・と進みます。
どれだけ相手にダメージを与えるかがポイントですね。


たまに落下する若衆もいるのですが、
子供達に「ダッセー」と罵詈雑言を浴びます。
厳しい世界のようですね。



土台がしっかりしているのか、
これほどの人数が乗っても倒れたりしません。
側にいる観客は結構冷や汗ものですけど。

午前0時過ぎにはもう人・人・人・・・で一歩も身動きがとれない状態。
3つの行灯対決を見た後、人の流れに沿って、
駐車場まで戻りました。
ものすごく疲労しましたが、楽しい祭りをみれて大満足です。

ただ、もう一度訪れるかは・・・微妙ですね。
あの人混みはちょーっともう無理です。

コメント

  1. Amelie より:

    幻想的。
    福野夜高祭は初めて聞きました。

    すごい!大行灯美しすぎる。。。

    見た事ないけど青森のねぷた祭りのような

    豪華さ。

    そしてケンカ祭。大行灯の上に登って

    壊し合いとは血が騒ぎますね~

    こういう祭りに参加すると

    日本に生まれてよかったなーって思う

    だろうな。

  2. 卯月 より:

    Amelieさんへ
    ほんと地方にはいろんなお祭りがありますね~。

    夜高祭は私が住んでいる辺りでは有名ですが、

    青森のねぶたとはまた違った趣で大変祭りらしかったです。

    ほんと美しいんですよ。

    あの行灯の灯りが日本の美を現していると思います。

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