夜の銀座をタクシーで・・・「オーストリア料理」を堪能するべく
赤坂にあるカー・ウント・カーへ向かいました。
オーストリアの国家公認料理マイスターの資格を
日本人で初めて取得した神田真吾氏 のお店。
ホテル西洋銀座から1300円ほどの距離にあります。
正直・・私のおなかは昼間のスイーツで飽和状態に。
その上、昨夜から患っている「胃腸炎」に悩まされ
調子は下向きでした。
一本路地を入ったところに黒を基調としたかっこいい門構えの店が
「Restaurant K. u. K.」でした。
スタッフのひとりがすかさず扉を開けてくれます。
店内は照明を落としてムードある雰囲気。
センスが感じられる「インテリア」。
決して広くないのですがとても優雅な雰囲気。
予約した時間が早かったせいか、私達の貸し切り状態でした。
どこかのブログで「とても高級感ある店内なのでドレスアップが必要」と
書いてありましたが、そこまで堅苦しくありません。
確かにドレスアップしてデートすると雰囲気がでていいかもしれませんけど。
私達は適度にドレスアップしてでかけました。
あ、でも短パンとサンダルはやめたほうがいいかもしれません。
スタッフ全員が素敵な笑顔とスマートな接客。
丁寧な受け答えにメニュー説明は完璧。
ちっとも肩肘張らなくても会話を楽しめるような応対に
好印象を抱きました。
照明が暗めなので本来のお料理の色が再現できていないかも
しれませんのでご了承下さいね。
コースは二種類。
私達は12000円のコースⅡをオーダーしました。
飲み物はワイン・・と思っていたのですが
喉が渇いていたので「カイザービール」を・・・・
主人は「ホルンダー(ニワトコ花)のシロップソーダ」を注文しました。
その他・・飲み物の値段設定は「良」です。
さてお料理です。
一番最初に出てきたものはオーストリアの焼き菓子でした。
いい香りの優しいお味です。
一皿目
名前・・・覚えきれなかった・・・。
でも美味しい・・・・。
こってりしてそうなのに実はあっさり。
上の画像は
「バイインシンケン」(2枚目と3枚目)
「梅山豚(メイシャントン)」(4枚目と5枚目)
のハーフ&ハーフのお皿。
目の前でスライス。
ホースラディッシュとマスタードを使ったソースで頂きます。
これが美味い!!!!
ほんとハムって色々食べてきましたが
これは美味しすぎます。
燻製の為のチップの香りがただよい・・・恍惚とします。
ソースがまた絶妙。
数あるグルメ家たちを唸らせた実績は認めました。
一枚目:前菜:「ゲロイヘェルテ・フェルヒェンシュニィッテ」
雪鱒とハーブ野菜・・そしてパプリカ・キューリなどの野菜ソースと共に。
・・・・・・・・・・・・・・・うま。
なんともいえず身体に優しい味。
ソースがフレンチよりも軽くさわやか。
雪鱒は白くさっぱりと甘い。
二枚目:有機青草だけを食べて育った牛から作ったバター
・・・・・・・・無言になる美味さ。
これはすごいですよ。
口中でとろけ、その上濃厚な甘みが・・・。
三枚目:スープ:「ウィーナーカルトフェルズッペ」
じゃがいものスープ・・なんですけど
ヒトコトで言うにはもったいない味。
マジョラムの風味がものすごく食欲をそそります。
四枚目:「フンマークラウト」
オマール海老とサワークラウトの煮込み
海老・・・最高。
サワークラウト最高。
ソースとからんでもう癖になります。
一枚目:箸休め:「カルテ・マイスピュレー」
ホワイトコーンのピュレー。
冷たくて舌触りが最高!!
驚きのコーンの甘さ。
二枚目:メインディッシュ:「ツヴァイ・ファシーデネヘンデル」
伊達鶏の胸肉と腿肉のコンビナツォーン。
季節のキノコをのせて・・・。
このころになると私の胃腸は限界に達しています。
胃腸炎のせいもありますが絶対的に量が・・・・無理。
でもぺろっと食べましたよ。
香ばしい味の鶏肉。
衣がまた美味いんです。
三枚目:主人の飲み物:「トラウベンモスト」
オーストリア産・ワイン葡萄のジュース
白・ストレート。
・・・非常に驚いたのはその甘さ。
自然な甘さが驚異的でした。
これはワイン葡萄だからなの?
四枚目:「ケーゼ・クラッハー」
貴腐ワインでマリネしたオーストリア産ブルーチーズ。
黒ハチミツとトーストと共に。
胃腸の限界を感じていた私は
少しの量だけ頂きました。
正直・・・これを食べずして帰ったらもったいない・・・・。
そして・・・・・・・・・・納得の味。
貴腐ワインがブルーチーズの癖をうまくまとめていて、
その上で黒ハチミツとの相性を存分に味わえます。
ブルーチーズが苦手な人こそ気に入るのではないでしょうか?
(黒ハチミツ:もみの木の樹液)
デザート
たくさんのベリーの酸味がとても楽しい。
バニラアイスも尋常じゃないくらい美味しい。
飲み物はカモミールハーブティにしました。
香りがひとしお高い気が・・。
胃に優しく全てを洗い流すかのようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
胃腸炎・・・これさえなければ全部食べたのに・・・。
この後友人との約束があったのを変更し、
ホテルへ戻りました。
ごめんね「U」ちゃん。
あまりにも辛かったので・・・。
お風呂で身体を暖め、
そして気を失うかのように爆睡。
深夜に目覚め・・・今現在午前四時三〇分にブログを書いている次第です。
二人で34000円と比較的リーズナブルです。
(サービス料10%含む)
カー・ウント・カー
恐るべき・・・レストラン。
間違いなく自分の中では「五ツ星」です。
コメント
Unknown
いいないいないいなぁ!私も旅行したい!旅行といえばやっぱり食事だよね。おいしものたくさん食べて、ブログブログアップしてください。私はそれをみて空想、妄想、して白飯でもたべませう。ピエールは名古屋にあるけど、贈り物として使ってるぐらいで、自分で食べたことないよ。高いよ。ベビーカーでは入れないよ。うえーーーん
tunaちゃんへ
そうなんだよね。
旅=グルメ
・・・なんだけど今回は胃腸炎のせいで半減だわ。
うーん、もっと体調管理気を付ければ良かったな。
でもこの「カーウントカー」は絶対リピーターになる!と
決めたお店でした。
ピエールちゃんはもういいや。
せいぜい取り寄せるくらいで。
店内せますぎる~。