昨夜の「お夕食」で「3合」ものおいしいお酒を飲んで、
おいしい料理を食べて・・・・・満腹満腹!と機嫌がよかった私。
※「お夕食」の内容については訳あってしばしお待ちを・・・
後ほどアップ致します。
しかし主人は運転疲れからか朝からダウン。
もちろん食べ過ぎも手伝っているのだけど。
液キャベ飲みました・・・・・。
そして・・・・
急遽、二泊することにしました~!
といってもホテルは一泊しかとっていないので
ホテルオークラからは退去。
うーん、二泊目の宿泊先どうしよう・・・
土曜日だし、なかなか空いていない。
まあ、とにかく朝飯だ!!<食い過ぎてたんじゃ・・?
前々から予約していた「日本一の朝がゆ」を食べに、
南禅寺の「瓢亭」へタクシーで向かいました。
当然かもしれませんが、南禅寺付近はとても風情のある場所。
朝の静けさと空気の美しさは抜群です。
予約の時間まで少し散策。
画像にある左の建物が「瓢亭別館」・右は「本館」です。
本来この時期は別館のみの営業で、
朝がゆもそこで食べることになっていたのですが
運良く「別館改装中」で「本館」にて頂くことができました。
別館の場合は「4100円」、本館で頂くと「5500円」の朝がゆです。
本館は屋根に苔生していてとても渋い!
雨樋が竹で出来ているなんてもう最高にかっこいいです~!
予約時間前に仲居さんが案内してくれました。
しっとりと上品な年配の女性です。
いきなりタヌキがお出迎え。
苔の生え方がすばらしい。
飛び石を越えて個々の茶室へ・・・。
当然ながら、庭の手入れがすごくされていて、
わびさびの世界がそこに広がっていました。
扉を開けるとそこには完璧な日本の美がありました。
まず出てきたのは「おもゆ」です。
「梅干しと昆布」が入っていて、おもゆ全体に「梅昆布」の風味が
しみでています。
胃がほっとする瞬間。
さほど待たずにお料理が運ばれてきました。
かわいい器に何が入っているの?と気になりますね。
一段目は「おひたし」。
「シャキシャキ」としているんですがお出汁がじわっと溢れて
口の中に青菜の香りが・・・。
二段目は「カレイの小鉢」。
お出汁と大根おろしがたっぷりかかっています。
この美味しさにはかなりビックリしました~
カレイが香ばしくてとても薫り高い!
本当においしいんです。
あー・・ボキャブラリーが少ないからつたえられなーい。
あ、糸もずくも入っていました。
三段目は「精進の煮炊きもの」。
この煮炊きもの・・・・・・おいしすぎて唖然
厳選された素材をとても懐かしい味でまとめてあり、
もうただただ感動。
レンコンの歯ごたえ・湯葉の食感はたとえようがありません。
煮込まれた大根の柔らかくお味噌と共に頂きます。
瓢亭特製半熟卵も塩加減抜群のお味でした。
間髪入れず登場したのは「お椀もの」。
絹ごしのきめ細やかさが際立っているのだけど決して型くずれせず、
お箸でもてるとは・・・すごい。
出汁も透明感溢れていて、海苔の香りが吹き出します。
・・・・・・・この辺無言で食べていた・・・・。
そして「鮎の塩焼き」。
保津川辺りの鮎らしく、小ぶりながらも充分子持ちで
焼き方も最高。
ここ何日か鮎ばかり食べている気がする・・・。
そしてお待ちかね?の朝がゆです。
評判通りの美しいおかゆ。
香りもいいし、御飯が一粒一粒くずれていません。
おいしいお漬け物でまずは頂きます。
そして「噂の餡」をかけて・・・・。
この「餡」がすごい!おいしい。
とろっとしているけど口の中ではさらりと流れます。
甘いわけではありません。
おかゆを殺さず活かす味です。
おかゆが別物に変化しました!
日本一の朝がゆは「嘘」ではないと思います。
これほど素材に対する厳しい目をもっている料亭は
初めて見ました。
そしてその素材を素朴に懐かしい香りと共に提供してくれるお店です。
今度は是非、夜のお料理を楽しみたいと強く思いました。
こんな贅沢な朝ご飯は初めてです。
お庭のすばらしさと歴史を感じる建物、そして空気の美味しさ。
絶対また来たいです!
ホテルへ戻り、慌てて
インターネットで調べ、当日予約が出来るホテルを検索。
するとオークラから程近い、「京都ロイヤルホテル」を発見。
すぐに予約しました~(笑)。
四条河原町まで徒歩で行ける距離だし、車も泊めれるし。
高級感は乏しいですが、表通りの割には静かなホテルです。
・・・・・・其の五へ続く・・・・・
コメント
ここ!
先週TVで見たばかり!
あの半熟卵、有名なんですってね~
あの餡はどんな味なんだろうって思ってました~
お粥大好きです。
家で作る平凡なものでも大好きなのに、こんなに素晴らしい
おかずと食すのも憧れです~
建物の趣きも京都ならでは。。。
京都に1年でいいから暮らしてみたい私です。
Unknown
味の想像さえできないようなお料理がいっぱ~~~~い!!
ステキな空間で大好きな人と絶品料理、いいですね~~。
↓和菓子は苦手なんだけど、本当に美味しい和菓子を知らないだけなのかも知れません・・・。
驚異の朝がゆ
megさんへ
それはタイムリーな記事でした(笑)。
瓢亭の朝がゆは「旦那さん」と「芸妓さん」が午前様で遊んだ後、食べに訪れ広まったと言われています。
そんな粋な遊びしたことありませんが、
雰囲気だけでも味わいたい。
朝がゆをいただくだけでなく、
庭園とその空気感を頂く・・・それが何より贅沢ですね。
愛知の卯月さんへ
昔懐かしいお味でした。
それでいて決して真似できないような・・・。
朝の澄んだ空気のおかげもあり
食欲もわきました。<胃もたれしてたけど>
和菓子については・・京都が一番と考えてます。
やはりこし餡の使い方や、和三盆の加減など・・・
京都が最高です。
いい和菓子に巡り会えるといいのだけど・・。