実は・・・今年1月から、「金沢大学付属病院」へ義父を連れて通っていました。
ここ一年の間、物忘れがひどくなってきたからです。
詳しくは主人のブログへ。
この病院には「物忘れ外来」という特別な診療科があります。
神経内科の中に存在するんですが、
なかなか予約がとりにくい科でもあります。
11月に電話で問い合わせをしたところ、初診は1月でした。
国立なので、医療の発展のため研究材料になるのなら、
いろんな検査が無料で受けることが出来ます。
(中には高額な検査もアリ)
今回は、先生の仰る通りの検査を全て行いました。
そして今日、先生の診察がありました。
結果を聞くため二日酔いの義父を連れ、病院へ。
グロッキー状態でなかなか先生の話も聞けず、
結局 途中退場<嘔吐の為>。
病名 「アルツハイマー病」
ようするに、いまのところ「不治の病」です。
主人も私も どっかりと ため息。
認知症にも色々あるから、せめて「アルツハイマー」じゃなかったら
いいな~・・と思っていました。
しかし
脳の萎縮は既に始まっていました。
右脳のほうが特に分かりやすかった。
前頭葉も、海馬、も然り。
初期の状態であることに間違いはないのですが、
やはりアルツハイマー病の典型的な脳の映像です。
先生は唯一、認可されているお薬「アリセプト」を処方してくれました。
とりあえず、二週間 少量(3mg)を試してみます。
その後、副作用もなく、続けられそうだったら多めの5mgに移行。
これはあくまでも「認知機能を高めて、中核症状を改善」させるだけのお薬です。
(病状を遅らせるだけ、完治・停止させる効能はない)
義父は今年66歳になったばかり。
正直若いです。
若いので進行は速いんです。
どんどん萎縮していくと、義父は本当に何も分からないボケた状態になります。
それが5年後?6年後?・・・もしかしたら1年後かもしれません。
これから介護を考え、家族のケア、そしていろんな行政のサポートを
上手く利用して行かなくてはいけません。
私と主人は「結婚した時」から、そのことを危惧していました。
だからあまり大きな衝撃ではなかったんですが、
やはりアルツハイマー病と診断されると戸惑いは隠せませんね。
卯月の父(75歳)はおかげさまで今のところ、はっきりしっかりした老人です。
だから いろんな意味で頼ることが出来ます。
しかし、年老いた人間はいつどういう状況に陥るかわかりません。
不安は尽きませんが、今の義父が楽しく生活できるように、
気を配り、家族寄り添いながら頑張っていきたいです。
コメント
Unknown
66歳、まだまだお若いですよね・・・。
大変な事も色々あると思いますが、だからこそ家族が強く結ばれると思います。
卯月さんなら、きっと上手にされるでしょね。
頑張りすぎず気分転換しながら見守ってさしあげて下さいね。
これだけは
本当に体験した人でないと解らないと思うので
コメントどうしよう?って思ったのですが…
ブログでちゃんとアルツハイマーと向き合おうとしていらっしゃる
卯月さんとclausewitz さんはスゴイと思いました
なかなか向き合えるものではないと思います
それだけ ご夫婦や両お父様との絆を感じます
お薬が効いて 少しでも快方に向かうと良いですね
卯月さんなら優しく見守り 日々過ごして行く事が出来る方だと思います
長期戦になることと思いますが 余り無理なさらずにね
言葉にすると・・・
タイトルを読んでドキっとしました。
高齢化社会と言われ、自分達の親もいつか・・・
と覚悟してるつもりでしたが
卯月さんとclausewitz さんの記事を読ませていただいて
まだまだ認識不足だなと痛感しました。
お薬が効きますように。
そして、卯月さん、clausewitz さん
あまり無理をされませんように。
言葉にするの難しいですね。
読んじゃった…
私も紫陽花さんと同じように思いました。
66歳ってお若いですよね、うちの父を思うとまだまだだよなぁって。
読んだのに読まないフリするか、気づかないことにするか
ちっと悩むくらい身近に感じてることなのに、確かに認識不足。
この事は(親の老いを実感するのが)怖くて見れないでいます。
でも検査の結果が出てしまったこと、気づけたこと
少ないけど前向きになれる要素もありますよね。
遠くから言うのは簡単で、上っすべりでゴメンだけど
使える施設・サービスにも助けてもらって下さい。
無理しすぎたりしないように。ほんと言葉が難しいわ
愛知の卯月さんへ
ありがとうございます。
こればかりは未知との遭遇で
私も主人もけっして自信があるわけではありません。
恐怖と不安のほうが勝っているといったほうがいいですね。
でも仰るとおり家族の絆はここで強くなるのかもしれません。
私も覚悟しましたし(笑)
頑張ります。
komomoさんへ
ありがとうございます。
なかなか難しい課題を突き付けられました。
ほんと、これから大変です。
私は義父が好きなので、出来るだけ笑って過ごしてもらいたい。
しかし、現実はそうはいかないようですね。
だからといって、自暴自棄になるのは愚行なので家族皆、納得の上、サポートしていきたいと思っています。
応援よろしくです。
紫陽花さんへ
ありがとうございます。
本当に、親のこととなるとさすがに慌てますね。
アルツハイマーの症状はほとんどフルコースで襲ってくると聞きます。
そのスピードが速いと私たち家族は
あたふたするわけです。
本やネットの知識は役に立ちますが、
実践できるかどうか、やはり不安ですね。
でも一番辛いのは義父であることは間違いないので出来るだけサポートをしていきたいです。
ほんと、若いんですよね・・。
かにたまさんへ
ありがとうございます。
重苦しい話題で申し訳ないです。
これからの事は主人のブログでしかお目にかけないつもりなのでよろしく<?
アルツハイマーは普通のボケと違って、
治る見込みがほぼゼロという難病です。
義父はこれから、脳の萎縮によって
どんどん新しい症状がでることになりますね。
私自身、アルツハイマーでは無いと
何故かしら思っていたので結構ショックでした。
親の介護は覚悟していたけど、
この病名は私たちにとって重すぎるー汗。
でもそんなこと言ってても仕方ない。
頑張ります!
だって親だもんね。
がんばって
私もコメントをかいた方々と気持ちは同じです。
これからどうなるかなんてわかりません。けど頑張れば頑張った分、良いことは必ずあらわれてくるはずです。
卯月さん、clausewitz さん、頑張ってください。
同じく
私もなんて言葉をかけていいのかわかりませんが・・・
clausewitzのブログも拝見して、お二人の
覚悟に胸が締め付けられました。
愛情深く、また探求熱心なお二人ですから、
きっとあらゆる手段もお考えになるでしょうし、
悩まれることも多いかと思います。
私はただ読むことしかできないし、かけられる
言葉も「頑張って」なんて陳腐なものですが、
遠くから祈っています。
すみません
ご主人に「さん」をつけるの忘れてました!
失礼しました!!
読ませていただきました
私の父も65歳で卯月さんのお義父さまと同年代です
わかっていても年老いて行く親の状態を認識するのはつらいものですよね
この記事と、ご主人の記事を読ませていただき
深刻な状態
お二人のショックとお義父さまへの愛がが伝わってきます
お薬が効くことをお祈りしています
そしてお二人、ご無理されませんように
月並みな言葉しか出て来なくて・・・
同じ病名で
9年前に同じ病院で診断が着きました
確かに去年出来てたことが出来ません
でも、寝たきりにはなってませんしひとりで食事も出来ます、アリセプトは10mgまで増やせます
5年前は母は病識がなく運転してましたが、事故を起こしてしまいました。できるならお義父様に早く車の運転を止めてもらうことが良いとと思いした
考えるとっても辛くなるだけです
一日一日笑って過ごしましょうね
Unknown
僕は18才の時に癌で父を亡くしました。53才でした。その一年前に祖父を癌で亡くしています。80才でした。立て続けだったので、呪われているのかなと思ったくらいです。
2人の闘病生活はすごかったです。しかし、これも自分に課せられた試練だと思い、家族で皆看病しました。
時には家族が言い争いバラバラになったりもしました。
お父さんの看病これから大変だと思います。どういっていいか分かりませんが、家族の絆を忘れず。
お父さんが良くなりますよう心から祈っています。
「若い」って
病気に関してはマイナス要因の多い言葉ですよね。
日常は坦々と過ぎていきます。
毎日ドラマチックなことばかりではないので大丈夫!
私は自分が「病気を見守る家族」と「病気になった人」両方経験しましたけど、やっぱり見守ってる家族の方がしんどいと思います、あくまで私はですけど・・・。
ゴールが見えない毎日が始まったかもしれません。
だから余計に足元、一歩ずつ見ていかれたらいいと思いますよ。
足元見えてたら、ちょっとは不安も少なくなるかな?って私は思います。
clausewitzさんは特に御自身のお父様のことだから、心のもちようが大変だと思います。
親っていつまでも元気で強くいて欲しいものですもんね。
卯月さんも「こうしなきゃ!」って気持ちやお世話を型にはめないで、その時の気持ちでできる範囲でいきましょ♪
確かに希望も、確率も低いかもしれない。
でも例外って結構ありますよ。
Unknown
迂闊なことは言えないのですが・・・。
若過ぎますね。
受け止めるには辛すぎますね。
でも時間は過ぎていくわけで、立ち止まってもいられず・・・。
お二人が参ってしまわれないようただ願うだけです。
負けないでください。
本当に大変なことだと思いますが…。
どうか無理をし過ぎることのないよう、ご自愛ください。
このブログが復活される日を楽しみに待っています。
ブログde 付録さんへ
ありがとうございます。
こんなことになったとき、
主人も、卯月の父も元気で体に特に問題がないことがすごくありがたく感じますね。
なにせ初めての経験なので手探りだと思いますが、応援よろしくお願いします。
megさんへ
ありがとうございます。
探求熱心・・確かにそうかも。
わたしはともかく主人はそうですね。
法律的な事も行政の事も何でもかんでも調べますし。
おかげで楽ちん?(笑)
気分は重くなりがちですが、
親戚にカミングアウトしたことで少しマシです。
そしてブログで皆さんにお知らせする事で
すごく励みになります。
megさんの優しいお言葉は本当に嬉しいです。
これからもよろしくです。
きみ犬さんへ
ありがとうございます。
65歳・・若いですよね。
私もずっとそう思っていました。
これから仕事を辞めて、どんどん遊ぶことが出来ると思っていた矢先でしたから。
義母の死のショックを超え、とても元気に張り切ってらっしゃったのに、残念で仕方ありません。
でも結果としてこういう病に襲われたのですから、もう仕方ないんですよね。
人それぞれの進行という皆さんの意見を信じ、
より良い方向へ向かうことを願って
頑張っていきます。
応援よろしくお願いします!
ミミさんへ
こんにちは。
ミミさんの貴重な体験をお聞かせいただき、
ありがとうございます。
とても励みになりました。
そして車の運転、もうきっぱり止めることにしました。鍵も主人が預かっております。
義父には「薬の作用で危険」とドクターストップを言い伝えております。
本人も「しゃーない」という感じで
納得してくれました。
まだまだ先は長いかもしれませんが、
義父のつらさの方がひどい時期だと思います。
家族が温かく見守ってあげたいと思っています。
これからもどんどん意見を下さい。
参考になりました。
つるべ~さんへ
「癌」という病気は本当に本当に憎らしいです。
若ければ進行が速いですものね。
卯月も15の時、母が肺ガンになり他界しましたが、ほとんど病院と家の行ったり来たりでした。
おかげさまで・・というのはなんですが、
末期癌の時に見つかり、結局他界するまで
1年でした。
だから つるべ~さんの体験された
過酷な闘病生活は想像できないですね。
精神的にも体力的にもさぞ大変だったのでしょうね。
私と主人は、出来るだけ「楽な介護」を目指しています。
それはもちろん「楽」なはずはないのでしょうが、いろんな人や行政、民間のサポートをうけ、家族の負担軽減を目指します。
思ったようにいかないことも多いだろうな。
家族の絆・・は大事にしていきます。
がつたまさんへ
ありがとうございます。
がつたまさんのお言葉、本当に染み入りました。
全くもって頷くことばかりです
ほんと足元を見据え、一歩一歩状況に応じた対応をしていきたいです。
そうしたら時はいつの間にか過ぎているんでしょうね。
まだまだどうなるかなんて分かりませんし、
「例外」って魅惑的な言葉を信じたいですね。
これからも応援よろしくお願いします!
りっこさんへ
ありがとうございます。
若い・・この一点がこんなに邪魔だなんて・・。
脳の萎縮は想像以上に速いんですよね。
11月に見あたらなかった萎縮が1月にはすでに・・。
もう腹立つ~!!
負けませんよ~!
abu7-1さんへ
ありがとうございます。
ま、すぐに復活しますよ(笑)。
ただちょっと考えることが多すぎて
疲れちゃったんですよね。
フフ・・・