「ジャルダン　ポール・ボキューズ」　@　しいのき迎賓館

前回の株主フェアはこちら
http://blog.goo.ne.jp/utsuki321/e/9649a524dde6fa158e89c645218adc42

 前回の株主フェアの時に「予約」していた5月のフェア。
前回はうまくまとまったコース内容だったので今回もすごく期待したのはまちがい有りません。

いつも通り7時スタート。 

食前酒で乾杯！
綺麗なロゼ色のワイン。

シェフから丁寧に本日の献立を紹介されます。

グリーンピースのガトー仕立て　雲丹と海の香りのチュイールと共に
☆
鴨むね肉の軽い燻製のエマンセのスティック　レフォール風味のクリーム
☆
アーティーチョークのフォンダン、そのフリットとフォアグラのアイスクリーム

アミューズは三色色とりどりの変わり種。
個人的な好みでいうと、鴨胸肉の燻製・・・が好き。
香ばしい香りとクリームがとてもいい相性。
ブラックペッパーが刺激的だし。

主人の好みは「アーティーチョークのフォンダン・・・・」でした。
まろやかなフォアグラのアイスクリーム（適温）が舌でとろけます。
 

フォアグラのポワレ　さわやかなナスとチュイール添え
バルサミコのエッセンス

バルサミコがほどよい香りと酸味をお皿いっぱいに与えてくれ、
コースの中で一番好きな一皿となりました。
薄くスライスされたナスはお菓子のようにも感じます。
濃厚なフォアグラのポワレと一緒に食べると重く感じません。

手長海老のポワレとグリーンアスパラガス
甲殻類のムースリーヌソース

泡々のお皿です。
これはね、手長海老すっごく美味しい！！
美味しいんだけどその手長海老をパンチェッタでぐるぐる巻きにされていて・・・※アスパラベーコンのように
海老の味とパンチェッタの味がどうもケンカしたというか重すぎるというか、勿体ないというか。

・・・・これは少し残念な一皿。
素材はすごくいいのだから手長海老だけで勝負してほしかったかも。

能登・阿岸の七面鳥胸肉とホウレン草のフラン
ソース・シュープレーム　モリーユ茸とジャガイモのゴーフレットと共に

次に登場したのはこれまたあっさりとした見た目の一皿。
淡泊ながらもきちんと旨味のある七面鳥のむね肉。
ソースも濃すぎずこれは一休みできるお料理。
ホウレン草のフランと一緒に食べると胸いっぱいです。

赤ワインで柔らかく煮込んだ七面鳥のモモ肉
季節野菜のサラダ「ジャルディニエール風」

メイン二皿目・・こちらも七面鳥。
しかしモモ肉。
・・・・・七面鳥好きだけどね、やっぱ二皿続きだとちょっとゲンナリするってもんです。

赤ワインソースはとてもよかった。
でもやはりここは鳥ではなく牛が欲しいところ。
ボリュームはたっぷりあったので満足はするんだけど、構成としてはちょっと残念かも。

今回はワイン７－８杯頂きまして・・・お腹もいっぱい。
でもデザートは楽しみの一つだし、別腹だし・・

ガトー・マルジョレーヌ　ミルクチョコレートのアイスクリームを添えて

二段仕立てのガトー・マルジョレーヌ。
食感を二つ楽しめる。
しかし量が多い！！！

途中で主人にパス。

少しの余地もないお腹を案じて、小菓子はお持ち帰りしました。

一応株主なのでお店の不利になるような事はいいたくもありませんが、
前回に比べやはりメニュー構成がイマイチな感じがします。
前回、とある株主さんが「ボリュームが少ない」とおっしゃっていたのですが、
今回はその辺クリアしたのではないかと思います。

しかしながら、メインが弱い・・・感じが否めません。

「前回のほうがよかったね」という小声もちらほら聞こえてくる中、満足度が目減りしてしまいましたが、これからも期待してます！
あ、そうそう肝心のワインリストも前回のほうがよかったです。
あくまでも個人的な意見ですが・・・・