「Golosetto」(ゴロゼット)　in 香林坊　金沢

とってもぐるめな「まみさん」の最近のオススメを信じ、「Golosetto」さんへ。
私も街ネタ金沢に登場したときから気になっていたこちらのお店。
てっきり夜しか営業されていないのかと思っていましたが、ランチもあったのですね～。

大好きな「紅の格子」をせせらぎ通りに下ると左手にあります。

金沢市香林坊2-12-20
076-223-1410
11:30～14:00（L.O.）
18:00～22:30（L.O.）
月曜定休

こぢんまりとした店構えとは相反して、奥へと伸びる店内。
ワインセラーのイメージかな？
とにかく鰻の寝床のように長かった。

全体的に照明がトーンダウンしていて、大人な雰囲気でもあります。

まずはかけつけ一杯のグラスワイン。
ピエモンテのワイン「カヴィ　デル　コムーネ　ディ　カヴィ」。
すっきりとした辛口、フルーティですが嫌な甘さがなくて飲みやすいです。

コルクに店名の焼き印。これは可愛い！
Golosettoという文字列がいいのかもね。

お待ちかねの生ハム・サラミの盛り合わせ。
想像以上に多種多様な盛り合わせで喉がなります。

燻製された生ハムがとっても美味しかった。
ラルドは比較的清々しい塩気でこれもワインがすすむ。

いちぢくが添えてあるのも高得点。

今までいろいろ食べてきた生ハム盛り合わせの中でもかなり好きなものが揃った一皿でした。

ふぐの白子のオーブン焼き

この一皿にありつけるまでどれほどの時間がかかったことか・・・(笑)。
軽く30分以上待ちました。
平日の夜だったのに、人気店はやはりお客様でいっぱい。
わざわざ時間帯ずらしたつもりなんだけど、安易な考えでした。＜21時入店

とろける白子、久しぶりに味わえました。
お野菜と一緒に食べると、上質なソースに変貌。
焼き方もちょうどいい！

トリッパのジータ　トマトソース

ショートパスタはモチモチっとしていて口触りの良さが好き。
トリッパもほんと柔らかく煮込まれていてどんどん箸が進みます。
こちらは意外にも優等生的なトマトソースで、万人受けするだろうな。

　カルボナーラ

ジェノベーゼにしようか・・迷った末の決断。
グアンチャーレを炒めたらほのかな苦みがソースに移るようですね。
私は酒が入っていてさほど気にならなかったけど主人はこの苦みが苦手らしい。
次回はパンチェッタでオーソドックスに作ってもらうことにしよう。

麺はもっちり！ソースによく絡んでいました。

マンガリッツァ豚の肩ロース　網焼き

ようやくラストの一皿、網焼きの登場です。
こちらの豚、普通よりも濃厚な脂の味でとても美味しいです。
ああ、断面ショーすればよかった・・・。
ジュワっと広がる豚の甘みが最高。

昼からでも食べられる・・・(笑)。

ドルチェはティラミス

なんとなく四国？な形。
美味しかった！

まみさんが仰っていたとおりの素敵なお店。
そしてこれからの成長がすごく期待できるシェフですね。
シェフは気さくで明るい方だし、イタリアを食べ歩いてこられたというのも頷ける料理。

とても丁寧な一皿の為に、時間はどうしてもかかってしまうのだけど、
それを待ってもいいかな？と思わせてくれます。
（すごく空腹だとそれはそれで困るけど）

あと、素材がいい！
これは見る目があるということですね。
これに独創性がどんどん加わっていくと、敵無しになっちゃうかもね～。

金沢のイタリアンの勢いは止まりません。