私の働いている職場は「女性」が圧倒的に多い。
主婦層、学生層など・・とにかく混ぜこぜだが、とにかく女性が9割ほど。
仕事柄、大阪出身の私は「方言(大阪弁)」が出ませんというか出しません。
他の方たちもそう・・・・あ、金沢の人は金沢弁多いかな。
なので、「どこ出身」かは話して質問してみて初めて分かるという状態。
私が大阪人と知らない人も多々います。
この間休憩室で、電話をしていたら
それを聞いていた方が
「卯月ちゃん、大阪の人なの??もしかして・・・」
仮にSさんとします。
Sさんは綺麗な感じの熟女。
ずっと金沢の人かなと思っていたくらい、上品な印象を受けました。
「私もやねん」
という言葉を耳にするまでは・・・。
そこからは何かたがが外れたかのように、大阪弁トーク。
普段、ここまで使わないであろう、言い回しも口から飛び出たり(笑)。
20年近く金沢に住んでらっしゃるSさんは、
大阪弁はご主人としか話さないくらい普段は封印されているようです。
それを聞いて、そういえば私も自宅ではあまり話さないなあと思いました。
父と話すときは自然と大阪弁ですが、主人との会話はかなり控えめな感じ。
Sさんと話しているとき、心とか胃とかがスーッと軽くなっていくのを感じました。
方言って・・・普段は気づかないけど出してないことでかなり抑圧されているんだなと実感。
職場には関西の方がちらほらいらっしゃるにもかかわらず、
誰もが方言を封印しているが為、誰がそうなのかわかり難い。
そういえば、10年前嫁いできたとき、大阪サークル(仮)なるものを作ろうかと考えていたことがあったなと思い出しました。
思いっきり生まれ故郷の言葉で話し、大阪人特有の本音でぶつかり合う・・・そういった事をしたいなと。
富山にきて10年、幾分かの慣れもありますが、心を押し殺している部分も間違いなくあります。
Sさんも金沢に越してきた当初は失敗も多かったと聞きます。
よくよく話を聞くと、なるほど・・・・と思うことが多々。
私も身に覚えありますね。
Sさんとはこれから大阪弁トークで盛り上がることでしょうし、
他にもそういった人を探して見ようかと考えています!
コメント
わかるわかる
私も東京で暮らして長くなったけど、気持ちわかるよ。
働いてた頃は職場でも大阪弁は控えていたし、
今もママ友なんかとは標準語を心がけてる。
家でどれだけ大阪弁でも、子どもは標準語だし、
実家に帰るたびに、両親の大阪弁にキツさを感じるように…
本当は思いっきり大阪弁で心置きなく話したい!!
子どもに読み聞かせするときも、大阪弁の絵本だと嬉しくてね。
東京でも、遠慮なく関西訛りで話している人を見ると親近感わいて、思わず話しかけたくなることも度々…
歳をとるたびに、また大阪で暮らしたいって強く思うようになったし、大阪生まれでよかったって心から思う。
こうして今もつながっていられる大阪の友達ってすごい貴重!
いつか必ず再会したいね!そのときは思いっきり大阪弁で話そう!!
言葉のビタミン剤
今月、第一週に砺波~能登を駆け足でドライブしました。
呉羽PAでうどんを食べ、懐かしい言葉にどれだけホットした事でしょう。
いなかを離れ早50年、いまじゃ。ハマ言葉の「ジャン」を当たり前に使っていますが・・・。
今回はムショウにコトバに懐かしさを覚え、スーパーへ入ってオバちゃん言葉をジッと聴いていました。
卯月さんの気持ちがヨークわかるなー!!
そー、以前、北海道で話をしていたら富山訛りで話す方がいて、「先祖は富山でしょう」とあてて、すっかい打解けたことがありました。
生まれて初めてインプットされた言葉は一生生きているのですよ心の中で。
初めまして
初めてコメントさせて頂きます。
私は神戸出身で、富山に嫁いできたので、
同じ関西出身、富山県在住の卯月さんに、
勝手に親近感を持って、時々お邪魔させて
頂いてました。
私は心を許した人でないと、関西弁で話さないんです。
いつの間にかそんな風になりました。
だから家の中では、関西弁ですよ。
卯月さんって ブログ内でも、関西色出されないですよね。ウケを狙う~みたいな。。。
私はチョイチョイ出してしまうんですよね~^^
Aちゃん
東京なんか特にそうやろなあ!
ほんまなんで大阪人やのに、あそこまで気を遣っているのか不思議でしゃあない(笑)。
うちの父親なんかも、丸々大阪人やから、そのものズバリの言い回しするやろ?だからきつく聞こえる。
これも他の土地に慣れてきた証拠やろなあ。
というか、郷に入れば郷に従え・・・の精神やと思う。
順応性があると思って我慢するわ(笑)。
でもこうやってAちゃんと、コメントやラインで話す言葉は不思議と大阪弁になってる。
というのは、やはり心を開いている証拠なんやろね。
わたしもAちゃんと再会したら、大阪のおばちゃん全開でトークしたいわ!楽しみにしてるで!!
トムじぃさんへ
あら、お戻りだったのですね。
久々の富山はいかがでしたか?
50年経っても、お国の言葉というのは心を落ち着かせてくれるものなのですね。
私もいづれそうなるんでしょう。
テレビからは関西弁が聞こえてくるので、
さほど寂しくはありませんが、やはり抑圧されているんだろうなと思います。
言葉というのはそれほど大事なんだと改めて感じました。
keyakiさんへ
初めまして!ようこそ。
ブログも拝見いたしました。
とっても美味しそうな情報もりだくさんですね。
これからもちょくちょくお邪魔いたします。
心を許した人に方言が出るのは、まさしく其の通りだと思います。
どこか緊張していたりすると、どうしてもぎこちなくなってしまうので結果、標準語もどきになりますね。
私は、気を遣っているのか無理やり富山弁や金沢弁を口にしているときがあります。
相手にとっては違和感ありまくりでしょう(笑)。
私自身、このブログではなかなか大阪弁が出ませんが、
不特定多数の人間が見るものとして、標準語で書かせていただいてます。<無意識
大阪へ帰ったときの開放感はほんと、自分でも気づかないほど大きなものなのかもしれませんね。
分かります
卯月さん
こんにちは
方言の話わかります、私も富山にお嫁に来て方言には慣れましたがまだ分からないことが多く聞き直したりして意味を聞きます。私が方言を使うと何か嘘っぽいといわれるしますが仕方ないですが実家に帰るとこちらの方言が出て逆に不思議顔されています。旦那に指摘されてしました
クローバーさんへ
お返事遅れました・・・・!申し訳ないです。
そう、そうなんです。
嘘っぽいんです。
だからきっと笑われているんだろうなあと思います。
だからといって大阪弁をガツガツ出すのも難しい。
こんなに苦労するなんて・・・心中お察しいたします。