「クラシックコンサート(マレイ・ペライア&ロンドン交響楽団)」 in 京都

 

さて、私は今、京都におります。

理由はただ一つ。

コンサートのためです。

それもクラシックコンサート。

え?そんな趣味あったの?

そう、思われる読者様も多いことでしょう。

ええ、よくわかります。

事の始まり?は一つのyoutube動画からでした。

私は発作的にクラシックのピアノ演奏が聴きたくなることがありまして、それが約4か月ほど前のことになります。

ベートーヴェンを弾く著名なピアニストを探していると、一つの動画に出会いました。

マレイ・ペライア氏」、その人です。

どっぷりはまりました。

彼の豊かな演奏に。

youtube万歳です。

「そんなに好きなら彼の住むロンドンに行ってこれば?コンサートやってるんじゃない?」

と気軽に主人は勧めてきます。

なるほど・・・その手があったか。

悪妻は少し悩みました。

しかし、料理が不味いと言われているイギリスへ?

うーん、二の足を踏んでしまいます。

それから、しばらくした8月のこと。

主人のお友達である楽器演奏者の方が、地元で小さな演奏会を開くことになりました。

主人は何を思ったのか20年ぶりの再会を求め、その演奏会(病院でのコンサート)に出かけます。

そこで、何故か私の嵌っているピアニストの名前を彼の前で話したところ、

「ああ、彼、今度東京に来るよね。ロンドン連れてくるから行ってこればいいんじゃない?いいメンバーだよ。」

と事もなげにコンサートの日程を教えてくれたではありませんか?

「え?来日すんの?」

主人が詳しい話を聞けば、今でもS席くらいなら空いてるんじゃない?とのこと。

ええ、速やかにインターネットで調べましたね。

そしてそのコンサートは確かにありました。

東京・サントリーホールにて。

S席32000円。

「・・・・・」

いや、クラシックコンサートがお高いことはわたくしも存じております。

今回はロンドン交響楽団とのコラボ。

当然値は張ります。

「行ってこれば?ロンドン行くより安いやんか」

ごもっともです。

しかし悩みました。

交通費+ホテル代+食事代(←ここ重要)

軽く10万は飛んでいきます。

うーーーーーん。

行きたい。

でももう少し・・もう少しだけ安くならんかのう・・<足掻き

そこでいろいろ調べた結果。

京都コンサートホールでの公演があると判明したのです。

そしてそのチケットは・・・S席20000円。

よし・・これだ!!

そういうわけで京都に来たのであります。

長々と前置きしましたが、結局京都の方が勝手がわかるということなんですよね。

主人をアッシーにこき使い、本日、無事公演を堪能しました。

 

一言でいうと・・・・「ブラボー!」

本気で感動しました。

彼の演奏には素晴らしい背景が、景色が見えます。

奏でる音は繊細かつ大胆。

激しさを秘め、魂を揺さぶられるような波が襲ってきます。

幸せなひと時でした。

彼が去る時のブラボー拍手はいつまでも続きました。

もちろんロンドン交響楽団の素晴らしさも相まって、最高の舞台でした。

この先もし再び彼が来日したら、どれだけ高くてもチケットを取り、東京にでも、大阪にでも足を運びます。

心に決めました。

素晴らしい機会を与えてくれた主人には感謝です。

 

興味のある方は今回のマレイ氏のインタビューをどうぞ。

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