6月に直接店舗(金沢茶屋)へと出向き、予約してきました。
9月の予約が取れたことも奇跡?
小松弥助さん・・・もう何回目だろう。
といっても両手に収まるくらいの回数しか来ていませんが。
大将が元気で、こうしてお鮨を握ってくださる事こそが、何よりの喜び。
ファンの皆さんはきっと同じ思いを抱いていると感じます。
金沢茶屋は加賀屋グループの一つで料理旅館。
駅からもほど近く、お料理に拘る観光客にとってもありがたい宿泊施設です。
その一角に、生まれ変わった小松弥助はあります。
ひっそりと、しかし趣のある門構え。
店内はとても明るく、テーブル席とL字カウンターが出迎えてくれます。
それと共におじいちゃん(失礼かもしれませんが私は陰でこう呼んでいます)の明るい笑顔。
帰ってきたな・・・と思わせてくれる温もりが心を和らげます。
お弟子さんやスタッフが増えたようで、厨房はかなり賑わっていました。
しかし美しいカウンターですねえ。
ダウンライトの数が多い所為か、以前の店舗よりもずっと明るく感じます。
「にぎりからで良いですか?」
の言葉を合図に始まる森田氏の世界。
まずはお馴染みの烏賊(赤烏賊)。
「左手出して」
「はい」
「そのまま、右手で食べて」
「あ、はい」
と、皿代わりとなった自分の掌からパクリと頂きます。
ああ、美味しいね。
ねっとりとした烏賊の甘みと塩加減。
変わらぬ味にホッとします。
下手くそでゴメンナサイ。
甘エビ。
こちらも手から手へ。
握り手の温もりを伝える最高の方法です。
(問題は写真が撮りづらいことくらいか)
アブトロ(炙りトロ)はお皿で。
今回、最高だと感じた「アラ」。(後でお代わりしました)
鮪漬け
これはむしろ以前のものより美味しいと感じた。
進化し続けるお鮨なんですねえ。
お馴染み、白山(鮪、雲丹、とろろ)
ボリュームもUPしたような・・・。
美味しゅうございます。
「にはま」(煮蛤)
そして鰻の巻物。
これはお弟子さんがパタパタと目の前で炙り焼きしていたもので、香りだけでもノックアウトさせられます。
吸い物
「美味しいか?」
口癖のような問いかけ。
お鮨を握るというのは体力のいる仕事です。
ご老体にはさぞ・・・・と思いますが、いつも笑顔で話しかけて下さる森田さんの気力には感心させられますね。
お鮨の味もさることながら、おじいちゃんとの時間が何よりも貴重に感じ、とても満足出来ました。
お会計待ちの間にお弟子さんから「水茄子如何ですか?」と勧められた一皿。
切って、皿に乗せてから差し出すのは止めて。(笑)
ちなみに「漬け」と「あら」、「水茄子」はコース外の別料金となっています。
基本はいつもの通り5000円ですが、実際はそれ以上のお値段となりますのでご注意ください。
今年の予約は全て終了。
11月より来年の予約が開始されます。
コメント
おいしそう!
きれいなお鮨ですねー。
どれも丁寧な仕事ぶりが窺えます。
予約の取りにくいお店とは知っていましたが、それほどですか。一生に一度くらいは行ってみたいです。
ricottaさんへ
綺麗ですよね。
見ただけで喉がなるお鮨です。
それ以上に大将のお人柄が好きなんですが、是非、一度足を運んでみてください。
記憶に残るお店だと思いますよ!
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