翌朝はいつも通り7時前に目覚めたんだけど、さすがに頭はフラフラ、身体は重く、ベッドでゴロゴロするしかなかった。
関西のテレビチャンネルなら、どれだけ離れていてもすぐ押せるのに、
未だ、富山(金沢)のテレビ番組には疎い私です。
外は曇天で、特に行きたい場所もなかった為、こうして自堕落な時間をホテルで過ごすのも悪くないなと思い始めた頃、
一気に胸焼けが襲ってきて、そのままがっつり嘔吐タイム。
日本酒とコークハイに限り・・・ですが、これに見舞われます。
一通り胃を空にすれば落ち着きを取り戻し、暫くすると空腹すら感じる不思議。
それでも午後三時まではダラダラと過ごしました。
「なんか食いに出るか。」
おかげさまで食事処には困らない立地。
上本町YUFURAにて、うどんを食べる事にしました。
道頓堀 今井さんです。
うどんと親子丼で迷い、結局はセットを頼む欲深き人間。
うどんもそうだけど、親子丼、美味しいなあ。
ここの鶏肉の味、大好き。
出汁も上品で、ネギもたっぷり。
幸せを噛み締めていると、隣の老婦人二人組がいきなり、徐に、「和菓子(桜餅)」を鞄の中から取り出しました。
「これ食べようや。」
「あんた、いつの間に買うてたん?これ何?」
「桜餅。もう一個、苺大福もあるで?どっちがええ?」
「どっちでもええけど、今食べるん?」
「食べたない?」
「食べてもええけど」
(ほぼそのまんまの会話)
おいおい・・・と思っていたけれど、何も言えない小心者<大嘘つき>。
事の成り行きを見守っていたら、すかさず店員さんが、
「申し訳ありません。持ち込みのご飲食は遠慮いただいてます」
と至極当たり前の言葉を口にする。
おばちゃん達、「あ、そうなん?」と素直に引き下がり、一安心。
だけど店員が離れた直後、
「たっかいうどん食べたのになぁ。けちくさい。」
とのぼやきを、私は聞き逃さなかった。
これが大阪クオリティ・・・いえ、失礼。
よくある風景です。
なんとも和みました。(笑)
その後も甘味を欲しがるおばちゃんは「ここ何か甘いもんある?」と尋ねていましたが、結局はもう一人に促され、退場。
ちなみにこのお店には美味しいわらび餅があります。
大人しく食べときゃいいのに・・・。
ほっこりしたところで、ちょっと元気になり、デパート地下をウロウロ。
お腹が満たされている時は財布の出番も少なく、その後、英國屋でクリームソーダを飲んで、ホテルに戻りました。
二日目はこんな感じで過ぎていき、夜中まで関西ローカル番組を観倒す羽目に。
いや・・・ほんと、大阪の番組、おもろい。
10秒に一回はクスッとする。
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