ふらり・・・東へ(其の二)

 

 直前で浅草から変更した「グランドアーク半蔵門」さんは、わりと静かなビジネス街にあります。

一人15000円ほどの、所謂ビジネス系ホテルでした。

詳しくはHPへ。

さて、シャワーを浴び、荷物を広げつつ片付け、ちょっとくらい仮眠を取ろうかと考えながらも、
一条ゆかり展の余韻に浸ってしまい、結局眠れなかった数時間。
よくよく見れば、足には靴擦れ・・・くそ、新しい靴はヤバかったか。

ともかく、じわじわと夜は更けていき、テレビを鑑賞しながら、
(出川とズン飯尾がイタリアを電動スクーターで巡っているのを観て、羨ましく思った)
独りだと時間を持て余すなあ、なんて考えていたら八時になりました。

ちょっと遅めのディナータイム。

今回は主人が以前訪れて、大変良かったと教えてくれた、
エリオ・ロカンダ・イタリアーナElio Locanda Italiana」さんを予約。

そして飯のお伴を申し出てくれたのは、お馴染みI村ちゃんでございます。

 http://www.elio.co.jp/restaurant/

入り口はとっても小さくて地味。

でもその重厚な扉を開けた途端、驚くほど賑やかな笑い声が耳に飛び込んできました。

まず出迎えてくれたのはイタリア語。

恰幅の良いオーナーさんがお客さんであるイタリア人と、レジ前で楽しげに話している光景。

そして何故か私にもイタリア語で「ようこそ、ご婦人!」と挨拶をしてくれ、名前を聞かれました。

もちろん彼は日本語が話せますが、こういう雰囲気はむしろウェルカムなので、すごくテンションが上がりました。

スタッフの半分はイタリア人かな?

どの方も超がつくイケメンで、それはもう目の保養です。

テーブルに案内され、しばらくするとI村ちゃん到着。

喧噪の中で互いの声すら聞き取りにくい状況でしたが、ともあれ泡で乾杯しました。

 

実はお客の半分が異国の方。

これは主人からも聞かされていたので驚かなかった。

わりと有名なこちらのお店。芸能人なんかも度々訪れているらしい。
(主人の時も某芸能人が二人も食事をしていた)

お隣のカップルもイケメン&美女。

うーん、どこの国の方かな・・・・。ラブラブでしたねえ。

 さて、まずは前菜から。

パルマ産生ハム&桜鱒とイクラのカルパッチョ

 桜鱒大好き。
そしてこのイクラの美味しさには脱帽。
いやはや・・・・期待通りじゃないの!

ワインは常にグラスで頂きました。
メニューの上から順番に(笑)。
I村ちゃんは赤、私は白と決めて。

色んな種類を飲みたいお年頃なんです。

そしていきなり照明が消え、驚いている中・・・・・ 

イケメンスタッフ達が勢揃いで奏でる「ハッピバースデーの歌」(イタリア語版)。

♪Tanti auguri a te (タンティ アウグーリ アッテ)♪

おお、なるほど!

べっぴんさんのお友達同士のテーブルへちょっとしたサプライズなんですね。

運ばれてきたプレートも誕生日仕様。

プレゼントを用意していたらしく、嬉しそうな美女の笑顔。

こちらまで幸せになります。

ちなみに・・・・このサプライズ至る所で行われ、私たちが食事をしている間に計6回もございました。(笑)

皆で一緒に拍手するのも悪くない。うん。 

 

白の中で唯一のロゼ。

とても飲みやすくて、調べてみたところ値段も手頃。

オススメします。

▼▼

https://item.rakuten.co.jp/sasala/cal-colacino-0002/

 

通常ならパスタなどの「Primo Piatto」を先にオーダーするのだが、私たちはとにかく肉が食いたかった。(笑)

で、「サーロインのグリーンペッパーソース」と「ひな鶏のグリル・小悪魔風」を注文。

サーロインの蕩け具合、そして程良い酸味のソース。

旨いなあ・・・・ 

 

ひな鶏にはレモンをたっぷりかけて、爽やかに。

この鶏・・・すごく味が濃くて美味しかった。

どんどん酒が進みます。
樽熟成の白もまた旨い。 

 定番のジェノヴェーゼ(バジリコペーストトレネッテ ジェノヴァ風)&ポルチーニ茸のリゾット

 

 

 チーズをたっぷりとかけて・・・・

 ついで黒胡椒も。

I村さんのうっとり顔が印象的でした。

わりとお腹が膨れてきたのですが、ワインが残っていたので少しチーズを。

こちらは北海道で自社生産しているまろやかなカマンベールチーズ。

万人受けする味ですね。

個人的にはもちっとクセがあるほうが良かったかな。

そこに添えられるのが定番の「ジャム」。

お兄さん「何のジャムだと思いますか?ヒントは瓜科。」

I村ちゃん「え~・・・瓜?」(そのままやん

私「なんやろね・・・・スイカ・・・じゃないか。」

お兄さん「違います。よく知っている野菜ですよ。」

I村ちゃん「キューリじゃないよね?」

お兄さん「惜しい。」

私「柿?」<迷走しすぎ:もはや瓜科でもない

I村ちゃん「あ、もしかしてズッキーニ?」

お兄さん「正解」

ということでズッキーニのジャムでしたが、食べて見て驚くのがその上品な甘さ。

もちろんチーズとの相性は抜群です。

ドライフルーツも頂きました。

シンプルに無花果! 

 

「デザートは如何?」と尋ねられたのですが、さすがにケーキは無理だと思い、何か冷たい物をとお願いすれば、

「ではジェラートを。」とスマートに聞き入れてくれました。

 「ん?」

まさかここで調理??

ここからは動画で観て貰いたかった。

ものすごい勢いでかき混ぜるイケメンお兄さんの必死な姿を・・・・。

すごい回数かきまぜてましたよ。

練って、練って、練り上げる・・・・

間違いなく腱鞘炎だわ。

そこにこちらのバレンシアオレンジのオリーブオイルをかけて・・・混ぜる。

ふんわりといい香りが漂い、さらにとろっと蜂蜜をまぶせば、完成。

はあ・・・・苦労の甲斐があって、とーーっても美味しい、まろやかなジェラートが出来上がりました。

ボリューム半端ないけど、頑張って二人で頂きましたよ。 

最後の最後に焼き菓子まで。 (食えねえよ)

大満足でございます。

料理もさることながら、とにかく店内が賑やか!

ムードを大切にするカップルには不向きかもしれませんが、私たちはとっても楽しめました。

というか、イタリア語が飛び交う店なんてキライになれるはずがない。

しますぜ。

 東京都千代田区麹町2-5-2 半蔵門ハウス 1F 
11:45~14:15(L.O)
17:45~22:15(L.O)
日曜日定休

03-3239-6771(予約必須)

 


 

で、あっという間に次の日。

これまた一生懸命電車を乗り継いで(この辺が面倒やな)、なんとか最短で羽田空港に到着。

ははは、やれば出来るじゃん。(渋谷の長い階段で死にかけたけど)

SECのおかげでプレミアムチェックインが出来ました。

しかし入り口がわかりにくくて、お姉さんに尋ねちゃったよ。

(その前から再三、主人にLINEで指導を受けていたのに・・・・)

テキパキ・・・・と小荷物を預け、あとは保安検査を受けたら、すぐにANAラウンジへ!
確かに楽チン!

 

エスカレーターを上れば、ラウンジの受付嬢がにこやかに出迎えてくれます。

更に上階はダイアモンドクラスのスイートラウンジ。雲の上の階です。

 広いねえ・・・。<小松の数倍・・・・いやもっとある

お酒も色んな種類があって楽しめますよ。

まあ、飲まないけどさ。 

大人しくジュースを片手にスナックを食べる。

早く到着しすぎて、手持ち無沙汰なんだよね。

スマホを充電しながら、ぼんやり過ごします。

国際線じゃないから、テンションも安定しちゃってるし・・・それでも居心地は良かったです。 

 10時40分発小松行きに乗って、無事帰宅。

いやはや、弾丸トラベルでしたが、十二分に楽しめました。

 

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