ミーコとケア(4)

 

 

魚すら食べなく(舐めなく)なって、二日目。

水はかろうじて飲んでいます。

腰を支え、力なく広がる足を優しく閉じてあげると、わりと勢いよく飲んでくれます。

今朝、主人がトイレに連れて行くと、おしっこをオムツの中にしてくれました。

我慢してたのかもしれません。

「ふぅ・・・・ちょっと落ち着いたわ」

・・・って顔をしていたのが可愛くもあり、申し訳もなかった。

夕べは主人も早く帰宅したので、三人でまったり。

ベッドの上に連れてきて、優しくマッサージしたり、話しかけたりしました。

「ああ、そういえば最近、一眼レフでミーコを撮ってなかったな。」

「確かに。」

主人が徐に一眼レフを持ってきて、ミーコの全てを撮影。

今更の行動ですが、人間そんなもんです。

肉球が焦げ茶色から薄くなっているのも発覚。

調べてみれば、どうやら体調不良の目安になるそうで・・・・・これもまあ、今更のことです。

ミーコ本人、あんまり見られたくない姿だろうと思いますが、猫飼いの方への一つのメッセージとしてUPします。

もはや起き上がる力もなく、ぐったり。

おむつを履かせる時もほとんど抵抗しません。

毛も毛羽立ち、撫でても撫でてもすぐに元通り。

マッサージは好きらしく、ちょっと気持ちよさそうにしてくれます。

とにかく柔らかい場所が必要となってくるので、体重が軽い子はふかふかのタオルかブランケット。

わりと重い子は低反発のマットレスが良いと思われます。

何よりも室温調節、そして湿度管理が大事。

体重が減少してくると、皮膚感覚も過敏になると思いますし、出来るだけ温かく、かといって暑すぎずを心がけて下さい。

乾燥もダメ。

水はスポイトで飲ませてあげるとひとまず安心出来ます。

もうここまで来ると、「頑張れ」とは言いません。

充分、頑張ってくれているし、むしろ楽になりたいだろうと感じます。

私たちとのお別れが刻一刻と迫っている中、

それでも寂しがり屋の彼女は、二人の間にいると表情を穏やかにさせてくれるんです。

主人とは昔から相思相愛で、私の存在を疎ましく思ったこともあったんだろうな。

完璧、愛人枠でしたから(笑)。

残された時間を存分に・・・・・・生きて欲しい。

そう願います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました