「盛ちゃん」 (能登中島町)

 

 

えー・・・・これは3月の、とある仕事帰りの話。

「ご飯でも食べて帰ろうか。」

「どこにする?」

「ちょっと定食系食べたいな。」

「なら調べて。」

ということで、検索の輪を広げた結果、能登中島町にあるこちら「盛ちゃん」がヒットしました。

以前訪れた割烹 お冨」のようなイメージだったので、電話で予約する時も何の疑問もなく・・・・・

しかし行ってみて初めてその間違いに気付いたのです。(というか、見落としていた・・・)

どうみても、どこから見ても、立派な・・・・・・・「牡蛎小屋」。

店内はお客さんで賑わっていて、案内されたテーブルには既にアルミホイルに覆われた大振りの牡蛎達が鎮座。

 

・・・・・・え?あれ?? (鈍くさい夫婦のたじろぎ)

 「あの・・・うちは’フルコース’しかやってないんです・・・」

・・・・・と申し訳なさそうにおっしゃる女将さん。

壁を見れば、確かに「牡蛎フルコース 4000円」の文字が(汗)

「・・・・やばいな。」

主人は体質的に「牡蛎」がたくさん食べられない為、今までこういうお店は敬遠してきたんです。

でも・・・・でも・・・・・・こんな香ばしい匂いがするお店で、それもしっかり準備までしてくれていて・・・・

逃げ帰るわけにはいかない!!<謎

財布の中身がちょっぴり足りなかった為(私が海の駅で土産を買いまくるから・・・)、慌ててコンビニ(ATM)へと走る主人(笑)。

いろんな意味で焦らされましたが、一番危惧したのは「牡蛎の量」でした。

心の声(主人があまり食べられないことを考慮すると・・・・私全部でいくつ食べる羽目になるんやろ?)

とにかく、灰だらけのテーブルに着席し、覚悟を決めることに。

こうなればもう、食べるしかありません。

アルミホイルをそっと外せば、焼けたぞ!と合図をしてくる新鮮な牡蛎達。

あっつい牡蛎エキス?が顔目がけて、飛んできます。<これ危ない>

最初は女将さんが色々世話(ご指導)を焼いて下さったのですが、途中からはもちろんセルフサービス。

牡蛎の蓋を開けるくらい何ともありません!慣れてます!

(軍手と専用ナイフ付きでしたし)

ふわあ・・・・・大粒!
そして味がまろやかで美味しい。

久々の焼き牡蛎に主人の喉も鳴る。
結局わりと食べていたと思います。

フルコースなので「酢牡蛎」がこれでもか!と出される。そして旨い。 

フルコースなので「牡蛎フライ」もついてくる。これでもか!という量。(↑一人当たりです) 

フルコース・・・・・以下略・・・・「牡蛎の炊き込みご飯」。

「吸い物」・・・・ねえ、こんなにたくさん登場したら、牡蛎の存在価値が薄まってしまうよ?

私、こんなに牡蛎を食べたのは・・・・生まれて初めてかもしれません。

25・・・いやもっと食べたな。<主人の残り

 ちょっと焼け焦げたくらいの牡蛎も美味しいんだよねえ。

でもやっぱり何事もほどほどが一番です。

一人5-6個がちょうど。

美味しく親切な牡蛎小屋さんでしたが、しばらくは間が空くと思います(笑)。


 

石川県七尾市中島町筆染
0767-66-6734
https://tabelog.com/ishikawa/A1703/A170302/17001490/

 3/31で今期の営業は終了されています。

コメント

  1. ふき より:

    Unknown
    昨年このお店に飛び込みでおじゃましました
    コースはちょっとと 敬遠したところ
    せっかく遠方からいらしたのでと
    焼きだけでもいいですよと言われ 食べたのですが
    極上の旨さでした
    でもブログを拝見すると コース料理にすればよかったと
    後悔しています
    後の祭りです また再訪できればいいですが…

  2. 卯月 より:

    ふきさんへ
    初めまして。
    今回のコースは・・・・少し厳しかった。<胃の容量
    でも食べた後は大満足でした。
    焼き牡蛎、最高でしたね。
    数年に一度くらいなら、訪れてもいいなと思わせるお店でした。