「ハムザKBレストラン」(射水)

前々から行きたかったこちらのレストラン。
ようやく主人と行って参りました。

元は「DIL」さんでしたが、またしてもインド系カレー屋さんに。
オレンジ色のインパクトが強い外観はほぼ変わらず………
しかし塗り替えられた分、新しく感じます。

楽しみ!

オープンと同時に入店し、メニューを吟味する二人。
いつもなら単品オーダーも視野に入れるのですが、今回は何故かカップルセットなるものを注文した。
カレーは豊富な【単品カレーメニュー】から二種類選べ、タンドリーやビリヤニ、ドリンクまでついてくるとのこと。
お得なセットは二人で3000円ほど。
決して悪くない。

カリフラワーとチキン、そしてほうれん草チーズのカレーを選び、後はナンとチキンビリヤニ、そしてラッシーを頼んだ。
カレーの辛さはもちろん選べる。
今回は辛口チョイス。

まずはサラダとラッシーが到着した。
いつものドレッシングでシャクシャク頂く。
ラッシーはグラスにたっぷり注がれていてありがたい。

サラダを食べきり、しばしウェイティングタイム。
(この辺りが普段行く店より長く感じた)
しかし理由は直ぐに解る。

ドーン!!
チキンビリヤニ登場!
上にはシークカバブやチキンティッカがどかんと乗っている。
私たちは目を疑う。
なんつーボリュームなんだ、と。
背中を汗が流れ、“これは本気を出さねばならぬ”と覚悟する。

間髪入れずカレーとナンも登場。
美味しそうな香りが漂う。
しかしその量たるや………目が丸くなるのも当然だ。

実はこのお店、ご飯まで食べ放題らしく、サービス精神の塊のようなレストランなのだ。
もちろん、四十路をがっつり越えた私たちにそんな余裕は欠片も見当たらない。

一通り写真を撮り、後は無心でかぶりつく。

───────五分後。

主人の手が穏やかに止まった。
大量のビリヤニの上にはシークカバブとチキンティッカが残っている。
ナンから攻めていたため、ビリヤニが残るのは仕方ないとしても、今ここで箸を止められたらどーなるんだ?と私は焦った。
私はほぼナンを残しながら、ビリヤニにスプーンを走らせていた。
しかし減らない。

カレーは辛口なので、相当口の中を刺激する。
ビリヤニもまた辛口なので、追い打ちをかけてくる。
ラッシーはあっという間に消えていった。

ギブアップしたのは食べ始めてから10分後。
戦意喪失した主人の顔を見て、私の手も止まってしまった。

「持ち帰るか?」

「そやな。」

結局、それぞれを半分以上残し、お兄さんにテイクアウトを訴える。
シェフは「ちょっとサービスしておいたから」と仰っていたが、ゴメンナサイ、私たち、無理です。

たくさんのお土産を手に、ヒリヒリする胃を抱え、家路につく。

「なんつーハードルの高い店や。」

主人の感想に頷きながら、私は眠りに落ちていった。

そして、夜─────

バターを少し落とし、ナンを焼く。
カレーもまたバターを入れ、チーズでまろやかに作り替えた。
すべてフライパンで温め直した結果、とても美味しい復活劇を遂げた料理達。

それでも食べきった後は、昼間と同じように苦しむ。

「スパイス、がっつり来るなぁ。これから辛口はやめとこ。」

同意せざるを得ない意見。 
でも間違いなく美味しいので、今度はほどほどの量を頂きたいと思います。
(サービス無しでいいから)

コメント

  1. ふく助 より:

    凄すぎ!
    こんばんは。

    一言「すごい!!」
    近々、是非×2行きたいお店です。
    旦那だったら、余裕でお代わり行けそうだ(笑)。

    それにしても「やぁーまやぁあー!」(花火のたまや口調)の明太子も凄いですね。
    かねふくしか知らないので、自分(笑)。
    お勉強になりました!

  2. 卯月 より:

    ふく助さんへ
    是非チャレンジしてみてください!
    愛想の良いシェフですし、猫なで声出せば、サービスしてくれるかも<おい!

    明太子はどれもこれも美味しいですね。
    次の九州出張ではまた違ったメーカーのものを
    買ってきて貰うつもりです。涎