東北旅行～四日目～大槌グルメ～

高速道路を下りた後、釜石市内を車で通り抜けます。

釜石駅近辺はかわいい魚の街灯があったり、とても平穏な雰囲気。

せっかくのリアス式海岸ですが「大きな堤防」が設置され、
安全の為、涙ながらに景観を犠牲にしたんだなと理解できました。

確か大槌町の堤防。（間違っていたらごめんなさい）

大槌町からさらに北上して、三陸鉄道リアス線を沿うように走らせると、高台に出ます。

昔のままの海が広がっていて、その美しさは見事なものでした。（曇ってても綺麗）

その後、大槌町のスーパー、MAIYAマスト店へ。
三陸の名物といえば「三陸海宝漬」なんですが、旅の途中ということもあり今回は購入を見送りました。

さてそろそろお昼の時間です。
ここから主人と私は別行動。

運良く、店の近くでは祭りが開催されていて、すごく賑わっていました。
大槌虎舞

派手な獅子（虎）の舞！
若い方もたくさんいて、とても活気のあるお祭りでした。

東日本大震災、来年でちょうど10年経つんですね。
町は綺麗に整えられ、日常が戻っているかのように見えますが、実際のところはわかりません。
でもこの祭りを見ている限り、大槌町の未来は明るいんじゃないかなと思いました。

さて、ここからは主人のランチです。
大好きなお鮨を頂きます。

今回訪問したのはこちらの「鮨辰」さん。

コロナの影響で、基本予約のみの営業となっております
（必ず予約して訪問して下さい）

この中から「店主おまかせ」を頂きました。
直前まで「特上にぎり」と迷ったんですけど、
滅多に来られない地域ですので、思い切りました。

寿司自体久しぶり。

まずは中トロの握り。
口の中にうま味が広がります。

脂がのってきたというサワラ。

カワハギの肝のせ。
もう少しパンチが効いていてもいいかと。

金目鯛の炙り。ポン酢のジュレのせ。
北陸では金目鯛ってあまり食べないので楽しめました。
ちょっとジュレが多いかな。

太刀魚の酒蒸し。

鯵

スルメイカ

ホウボウのポン酢のせ

本マグロの炙りトロ。
素直に美味しいですね。

ラストは自家製梅ジソの手巻き。
ご主人から直接手渡しという小松弥助方式でした。

何故か、全ての寿司が終わってから登場したお味噌汁。
個人的には、もう少し早い方が良かったかな。

滞在時間はおよそ１５分。
寿司屋らしく提供も早く良かったです。

全国区という感じの店ではありませんが、
手頃な値段ですし、地元の方に愛される感じのお店でした。

この日のランチは私の他は、１組のみ（２人組）
しかも予約のみの受付のため、大丈夫かなと少し心配になりました。

また、この辺りは新しいお店（や家）も多く、被害の甚大さを窺わせます。
コロナにも負けず、頑張って欲しい！と素直に思いました。

そして私（卯月）は車で別行動。
大槌駅に隣接されている「ラーメン屋」さんにやってきました。
とても綺麗な駅舎です。
お店は三陸鉄道が再開通したと同時にオープンしたそうな。

麺匠ときしらず

口コミと写真を見て、無性に食べたくなったんです。

私が選んだのは「新巻鮭ラーメン」（750円）。
かっこいいお兄さんが二人、活躍してらっしゃいます。

見事なスープの色！
これは絶対美味しいでしょう。
そして期待を裏切らない、旨さでした。

細麺がすっきりスープに浸っています。
ほのかに鮭の甘みを感じることが出来、トッピングの鮭ハム、鶏チャーシューは文句なしに美味い！
あっという間に完食してしまいました。

次の目的がなければ、もう一杯！と言いたいところでしたが、ここはぐっと我慢。

ちなみにおすすめは「煮干しラーメン」らしいです。
（私は最近ちょい苦手になってきたので・・・涙）

さて次に、駅からすぐの場所にある「まるまる横丁」へやってきました。

飲食店が何店舗か建ち並ぶ、ちょっとした飲み屋街って感じでしょうか。
ランチ営業をしているお店もあります。

私は右手前にあった「ばぁばキッチン」さんでテイクアウト。
デザートのつもりで「あっぷるピザ」（780円）を注文しました。
「ちょっと時間かかるよ」と前もって教えてくれていたので、じっくり待つことが出来ました。
（本当に時間がかかった）

そしてこれを手に、鮨を食べ終わった主人と合流。
「けっこうお腹いっぱいなんやけど」
そんな愚痴は軽く無視して、食べ始めます。

いい意味で家庭的な出来映えでした。
薄切りリンゴも甘すぎず、生地はふわサク！
残してしまうかな？と思いましたが、最終的に完食することが出来ました。
まるまる横丁、他のお店もすごく気になったけれど、大槌町とはこれでお別れ。

次の目的地を目指します。