少し休んだとて、胃袋の消化は追いつきません。
それでも浅草らしいものを食べたいという欲求が、疲れた身体を突き動かします。
向かったのは商店街の中にある「やっこ」。
老舗のうなぎ屋さんです。
なにせ、江戸時代から200年も続いているわけですから老舗中の老舗でしょう。
※京都基準で考えてはいけません

勝海舟やジョン万次郎も食べたと言われる鰻。
私は到底食べれる状態ではなかったので、ビールと少しのおつまみをオーダーすることにしました。


鰻の骨唐揚げ(¥430)


広島牡蠣バター焼き(¥1500)


そして主人は当然うな重を頂きます。
達者な胃だこと
一口噛めば、ふわっと柔らかな食感。
程よい甘みのタレで優しく焼かれています。
ほんの少し頂きましたが、美味しかった。
椿¥2850というお値段も素晴らしい。
(一番お高くて、鰻二本乗った桐¥6400)


丁寧な肝吸いもきちんとついていました。
店内のレトロな雰囲気もよく、店員さんたちの接客も無駄がなく優しく、なかなか素敵なお店だなぁと感じました。
さて、食べたなら歩こう!
ということで、隅田川沿いを散歩することにしました。
夜は冷えますけどね、こんな景色があるのなら我慢できます。


美しきスカイツリーのライトアップ。


いつか屋形船に乗りたいなぁ♥

今回は入店しませんでしたが、老舗デパート松屋も美しい外観です。
1931年創業なんですね。
ぜひとも入ってみたかった!


浅草駅を通り抜け、更にぶらぶらしていたら白波五人男(盗賊)の一人を発見。
ここからは「下馬」(車両進入禁止)の合図です。
日本駄右衛門(↑上の写真)
弁天小僧菊之助
忠信利平
赤星十三郎
南郷力丸
全員を見つけるのも楽しそうですね。
※個人的には弁天小僧菊之助見たかったかも!


そうこうしている内に、浅草寺に戻ってきました。


夜もまた素敵な風情です。
日中の人混みはさすがに無く、とても歩きやすかった。

ライトアップも見応えあります!

仏像の写真も撮りやすかった。


仲見世通りはほぼ閉店しているんですが、それでもチラホラ開いているお店があり、観光客も楽しんでいます。

五重塔……やはり美しいな。

五重塔……やはり美しいな。
ホテルに帰れば、こちらもまたムーディな雰囲気に。


屋上テラスが開放されていて、ここでお酒を飲んだりしながら夜景を楽しむことが出来ます。
私はハーゲンダッツをツマミに、スカイツリーを眺めていました。


東京タワーもいいけど、スカイツリーはこれまた別格に美しい。
東京の変化(進化?)をしみじみ感じた夜でした。
(4)へ続く……
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