年末年始 山口旅行(13)

さて、赤間神社の真横には、「下関春帆楼」という歴史に名高い河豚料亭があります。
そう。
今回下関に来た主たる理由は、
こちらで美味しいふぐ料理を頂くこと。
主人の長年の夢でもありました。
日清講和条約(下関条約)の締結会場としても有名なこの料亭には、記念館が隣接されています。
まずは記念館内をぐるりと見学。
さすがに昂りますね。
家具は当時、使われたものです。
下関条約に興味のある方はwiki
さぁ、いよいよお昼の時間です。
昭和天皇御夫婦もお泊りになったことのある由緒ある料亭旅館なので、それはもう立派すぎるほど立派です!

フロント横にはクラシカルな趣のロビーが。家具の色味が素敵。

あらゆるところに立派な書が飾られています。

予約時間まで、こんな立派なロビーでのんびりさせていただき、とても嬉しかったです。

いよいよ名前が呼ばれ、部屋に案内されます。

私たち以外にも数組、昼予約していたお客さんがいらっしゃいました。
こちらがお部屋。
ふぁーー!
めっちゃ景色ええやん!
けれど日射しが暑すぎてシェードは下ろしていただきました。

お品書きはこんな感じ。
どれもこれも美味しそう。
心浮き立ちますね。
めでたい元旦ということもあり、私はのっけからフグの鰭酒を頂きました!
くぅ……五臓六腑に沁みるぅ……。
主人はもちろん烏龍茶。
とっても麗しい前菜たち。
特に柿なるとと、
焼き茄子豆腐が好みでした。
先付はふくの松前漬け
酒すすむわぁ。
椀物はふく真丈。
美しい澄まし汁が優しい風味。
そして向付にふくの薄造り。
見事です!
ポン酢の味もいい♥
この倍はいける。
ヒレ酒と共に……
薬味たっぷり絡めると永遠だな。

梅酒追加!

ふくの唐揚げ
これは驚愕!
ボリュームだけじゃなく薄い衣の味がめっちゃ上品で、どんどん手が伸びてしまう。
一人前でこんなたくさん?と思ったけど、食べ終わったら「もっと欲しい」と感じてしまう絶品唐揚げでした。
そしていよいよ……お鍋です。
〜ふくちり鍋〜
ひっさびさですねぇ。
野菜もふくの身も最高。
ポン酢の助けも相まって、どんどん食べ進めます。
そうこうしている内に……
ジャン!
「焼き白子」登場!
👏拍手喝采👏
ちなみに主人は「蒸し白子」です。
私のために、事前オーダーしてくれたようで、感謝!
いやぁ、たまらんですね。
どちらも頂きましたが、僅差で焼き白子に軍配が……👯
中がとろっとしてて、
ほんと美味しかったぁ!
んでもって、ラストは最高の雑炊。
お腹パンパンだけど、おかわりしてしまったくらい美味しい雑炊でした。
ふく味噌汁
瑞々しいデザート
食べ終わって外を見れば、最高の景色。
何より晴れている!
元旦から身も心も満たされました。
お会計
¥53000

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