日曜の昼下がり　～双子たちの接待～

少し時間は戻りますが、
主人が消防でへとへとになっている頃、
義姉からお誘いがあり、おなかが減っていた私は
二つ返事で義姉の家へと車を走らせました。

なにやら混ぜご飯を作ったから食べに来ない？とのこと。


家に着くと、中から賑やかな泣き声が・・・そう双子姉妹です。

ありゃあ、ご機嫌斜め？かな・・

用心深く台所へ向かうと、
こちらを認識して一段と大声を張り上げるお嬢たち。

しかし、近づいていくとだんだん泣きやみ、しばらくすると笑うようになったのです。

あら？人見知り終了の合図？


そう、私の事を敵じゃないと認識してくれたのです。＜(笑)

赤ちゃんのほとんどに訪れるといわれている
一過性の人見知り。

長い期間、これに悩まされてきたんですが、ようやく解放されました

私がテーブルにつき、混ぜご飯を海苔に巻き巻きしていると、
すでにお昼を食べた双子たちはじーーーーーっとこちらを見てきます。

義姉が小唄を口ずさむと笑顔

「にっこにこ～」


あら。かわいい。

「かわいい」という言葉にさらに気分をよくする二人。
ご機嫌ついでになぜか片足をテーブルの上に・・。
ここは躾の為、「駄目だ」とたしなめる。
もちろん双子には嘗められる・・・・



彼女たちが成長した時、これらの動画を公開する日が楽しみだ。


一通り、ご飯を頂いて茶の間へ移動。
キャッキャッと喜ぶ二人はものすごい勢いで足下を走り抜ける。

つかまえて高い高いをすると歓声をあげて喜ぶ。

いやあ、重くなったね・・・成長したなあ。

私が義姉とおしゃべりをしていると、定期購読中のベビー雑誌を
一冊ずつ私の目の前に持ってきてくれた。
重たい雑誌なのに・・・・。

一冊、二冊・・・三冊・・・・・・・・・・・

積み重ねられたそれらをみてストップをかけたが彼女たちは止まらない。
結局10冊もの雑誌を私に読めと言うんです。

いや～ありがとねえ・・・・・

その言葉に気をよくする双子。

次は義姉の元へ行き、私の為に海苔巻きを作ってやれ・・・と合図。

まさに接待！！！




そして数ある（ほんと恐ろしいほどの数）おもちゃの中から、
私たち夫婦があげた、フランス製のおもちゃをチョイスして
私のもとへと持ってくる二人。

ボールを出せと義姉に要求し、目の前で遊んでくれる姿は
小さいのに気を遣ってくれているんだなあ・・・と考えさせられた。

一日一日確実に成長している二人をみて
とても心が潤いました。

今度は海へ行って遊ぶ予定です。