さて今回のお目当てである料理は「ふぐ」。
「北白川別当」にある隠れ家的お店です。
名前は「大喜久(だいきく)」。
完全予約なので下記のHPを参考にしてください。
↓
http://www.f7.dion.ne.jp/~daikiku/
高台の民家立ち並ぶ中にひっそりとあります。
車は二台だけ駐車できるんですが、
予約するときにちゃんと確認した方がよいです。
今回は車で行く気満々だったのですが、
店の近くに来ると あまりにも細い道に変化したので、
仕方なく車を遠くへ駐車して 歩きました。
しかし、あまりにも閑静な住宅街の為、場所分からず・・・汗。
犬の散歩をされている女性に聞くことに・・・。
は~、寒い中随分歩いたなあ。
見た目、全くの民家です。
しかしイルミネーションのおかげで存在感はばっちり。
今回はお座敷を予約しました。
カウンターは8席。
宴会が出来る座敷もあるそうです。
さてお料理ですが 「ふぐづくし」・・・ふぐをたらふく味わえるコースです。
まずは冷えた身体をじっくりと「ヒレ酒」で暖めます。
いい温度!
甘くて香りが良く・・じわじわときますねえ。
壱:「ふぐ皮湯引き」
ぷりっとした弾力が堪らない
弐:「ふぐ身湯引き」
遠江=とおとうみの湯引き
↓
身と皮の間の部位を呼びます
三河(身皮)の隣 という意味で洒落ていますね
私の大好物。
新鮮なフグの身はしっかりしていて、それでいて柔らかいんですよね。
参:「ふぐ刺し身」
大好きな「てっさ」!
美しい色でした。もっちりと甘くて最高です。
四:「ふぐたたき」
これは初めて頂きました。
香ばしい香りとしっとりとしたフグの身。
いい感じの出来上がり。
五:「ふぐと平茸の土瓶蒸し」
意表を突いたお料理の登場。
ふぐの出汁がじっくり出ていてたまりません。
平茸も身厚で美味しい。
六:「ふぐ白焼き」
骨にしっかりとついた身が甘くて最高。
皮の部分のコラーゲンもたっぷり。
七:「ふぐ身の天麩羅」
軽く塩がふられた状態で登場。
衣も軽くてふんわりとした仕上がり。
香りもいいし、ふぐの旨味がきっちりと出ています。
で、お待ちかねの
八:「ふぐちり鍋」です。
美しい身の色に涎が・・・
お姉さんがきっちりと土鍋に並べてくれます。
10分強煮込んで、食べ頃に。
ふわっふわの身と美味しい昆布とお野菜の出汁。
まず、大満足できること間違いなしです。
ポン酢も鍋仕様に変化していたので、これまた相性がよい。
ふぐの身はこれでもかってくらい多いし、おなかいっぱいになりました。
〆の「雑炊」
ふわふわに仕上がった卵。
シンプルな雑炊ですが、出汁がじっくり出ているので、
深みのある出来上がりになっています。
お漬物と共に。
昆布佃煮は自家製らしく、とても好みの味でした。
「自家製ミックスフルーツのシャーベット」
舌触りの良いシャーベット。
懐かしい味がして、とても癒されます。
美味しかった!
二人で37000円。
(座敷はサービス料10%加算)
これは本当にお値打ちだと思います。
夏には、「鱧」料理が超有名なこのお店。
来年夏、再度訪れる予定です!
コメント
てっさ
あ~ 食べたい
やっぱ「てっさ」と「唐揚げ」は外せない
( 残念な事に雑炊食べれないのです )
でも流石 京都…漬け物の色艶が違いますね
komomoさんへ
冬はてっちりいいですよねえ。
てっさを一口食べると、にんまりと笑顔になります。
唐揚げも美味しいですよねえ。
ふぐってほんと出汁にしてもいいし、
身は最高に美味いし、文句なしの魚だわ。
京都の漬物はさすが・・です。
このお店は毎回取り寄せる先が違うそうで・・。
自家製の昆布佃煮、美味しかったなあ。
そういえば・・・
大阪の神宗さんの昆布好きです
あれって有名なのですか?
知らない癖に 梅田の大丸で
毎回 列ついて買ってます
う~む…
「ふぐと平茸の土瓶蒸し」って、どんな味でしたぁ?
美味しいには違いないと思うけれど、頭の中と舌の過去の食事暦を想い出して、組み合わせても思いつかない…。
あぁ…、食べたい。
komomoさんへ
あいにく私は知りませんでした~
( ̄□ ̄|||)
人気店なんですか?
チェックせねば。
うちは大阪に行くと決めた店がありまして、おぐら屋というんですが。
ここのとろろ昆布は最高に旨いです。
狸親父さんへ
松茸だとやはり香りが芳醇ですが平茸は味が良いです。
河豚のだし汁は柔らかい甘味でいくらでも飲める感じかな。
松茸&フグも味わってみたいな