お昼は久々の「竹茂楼」です。
前回の記事はこちら
http://blog.goo.ne.jp/utsuki321/e/38796567eb561441cef302b387a768f2
とても美しいお庭です。
青々としたモミジが出迎えてくれます。
袴を履いた男性がお出迎え。
歩き方がとても素晴らしい。
二階の座敷へと案内されました。
とても静かで風で揺れる笹の音がかすかに聞こえるだけ。
まずは一服。
先付は5月らしく「ちまき」が登場。
中からはヒラメのお寿司が。
まだまだ小さなもろこの山椒煮もいいほろ苦さ。
ミョウガがさわやかで、とてもいいバランスの先付けでした。
椀物は「鯉こく汁」。
ああ、たまらない味です。
白味噌加減も、ほろほろっと口の中でほどける鯉も・・・。
美味しかった~!
向付は「初かつを焼霜造り」。
大ぶりに切った鰹はとても歯ごたえがよく、程よい加減の焼き方が素晴らしい。
焼物は本来「若鮎」だったのですが、今回は「予約時」に敢えての「お肉」でお願いしました。
「但馬牛のステーキ」
相変わらず、こちらのお肉は旨味があって美味しいです。
塩加減も最高。
ホワイトアスパラには「わさび味噌」が乗っかっていました。
鉢は「黒豚角煮と新じゃが芋、スナックエンドウ」
ここの名物でもある角煮はとてもいい甘辛さです。
お出汁がじんわりしみ出して、揚げたジャガイモによく合う。
強肴は「うすい豆腐 山葵みそ乗せ」です。
目にも鮮やかなうすいえんどうの緑。
弾力のあるお豆腐はさわやかな青さを感じます。
ご飯はおなじみ「名物鰻かば焼」を昆布だしでお茶漬け風に。
お漬物もとてもいい歯ごたえです。
お薄と和菓子で〆。
相変わらず素晴らしいクオリティです。
一人10500円のお昼でした。
前回は夜にお邪魔し、鱧で感動しました。
あの時の身震いするほどの旨さはないにしろ、このお値段でこのお料理はさすがというべきでしょう。
竹茂楼は、何度も足を運びたくなる料亭の一つです。
雰囲気、お料理、そして白味噌・・・。
今度は季節をずらしてまた足を運びます!
HPはこちら:要予約
其の伍へつづく・・・・
コメント
Unknown
竹林の中を奥まったお店の位置、季節にちなんで粽を出す技、紫外線の強い季節に網代の日よけの気配り、パッと写真だけ拝見しても良いお店だという事がわかります。
さらに、本文を拝見すれば、その場の贅沢が伝わってきます(贅沢はプラスの意味です)。
お酒は、何を合わせられたのでしょう。
おぉー
こんばんはー。
私、ここのお店は、前だけよく通ります(笑)
とっても美味しそうなお料理ですね。
あぁお肉が…。今、貧血気味なので、肉肉肉、と肉週間なもので、とっても羨ましいです。
それよりも、何よりも、雰囲気がよい感じですね。
雰囲気も食事のうちですよね。
そういう意味では、ハイアットリージェンシーのトラットリア・セッテもとっても素敵でした。窓ガラスが大きくて、一枚の額縁の中に、緑の中に自分達がおさまっているような感じがしました。
kikouchiさんへ
ほんと、俗世界を感じさせないもてなしを
堪能できました。
お酒・・いつもなら一目散に選ぶのですが
今回は次に控える小浜への旅路がありましたのでノンアルコールで乾杯いたしました。
うーん、残念。
Y’sさんへ
こんばんは。
こちらのお肉は特別に美味しいです。
鮎もいいのですが、主人が鮎に辟易していまして、特別にお肉にしていただきました。
おかげで口の中にずーっと居て欲しいお肉を味わうことができましたけど。
ハイアットリージェンシーのしつらえは
日本人はもちろん、外国の方にも
評判よいですね。
夜はトラットリアセッテからの庭先が美しいですね。
最近はハイアットに泊まる事は少ないのですが
機会があればまた泊まりたいです。