お昼は京都の釜座(かまんざ)通りの「岩さき」さんで。
1年半ぶり、二回目の再訪です。
ここのご飯が正直忘れられなくて・・。
雨がしとしと降る中、ご主人は案の定、丁寧にご挨拶され、
女将さんはよう覚えていてくれて嬉しかったです。
京都市中京区釜座通御池上ル723
075-212-7800
要予約 お昼・夜ともに
過去の記事はこちら
http://blog.goo.ne.jp/utsuki321/e/690832f2510e752a0c6b3737a5b5fe24
お料理はどれもちょっと涼しげで見た目も美しいものばかり。
全体的にとっても優しい味つけ、そしてお出汁は出来るだけシンプルに素材を活かすためだけにある感じです。
今回、特筆すべき一品は二品目の椀物。
透明にちかいお出汁に穴子を香ばしく揚げたもの。蕗細切りなどで水中花のような盛りつけをし、目でまず楽しめる。
お出汁にその香ばしさが移り、想像以上に華やかな椀物だった。
意外にも登場した一品、それが「稲庭うどん」。
少量だけど、そこがまたよくて!
お出汁はまったくもって素晴らしい。生姜と溶け合うと絶妙。
もちろんうどんの美味しさもたまりません。
もずくが絡んでのど越しがよく、箸休めの一品でした。
今回ちょっと残念かなと思ったのが、「鯛の酒蒸し」。
私のものと、主人のもの、部位が違うからか・・味が全然異なった。
主人のものはやはり目の回りの身の美味しいこと。
私のほうは身離れ少々悪く、鯛の味があまりしなかった。
しかし、最後のご飯は相変わらずの美味しさ。
女将さんのお母様が丁寧におこげをよそってくださり、本当に美味しく頂けました。
主人は一杯だったけど私は軽く3杯おかわりしました。
お漬物もすっぽんの出汁で煮たおじゃこも絶品です。
赤だしでほっと一息。
最後はフルーツにワインのジュレをまぶしたもの。
とてもさわやかな水ものでした。
二度ともお昼ご飯を頂きました。
しっとり上品な味付けで 久々に京都の味を堪能したのですが、
残念ながら主人の体調が思わしくなく(岩さきさんに着いた時点で)、気が散って(笑)もったいないことをしたと思います。
ご飯を食べたあと、四条へ向かいました。
雨だったので、錦市場近隣の駐車場に車を停め、てくてくと有次さんを目指します。
包丁を二本とも研ぎに出すのです。
途中、とても綺麗な薔薇を発見。
雨に濡れて色鮮やかに。
しばらくぼーっと見入ってしまいました。
錦市場は土曜ともあって大混雑。
有次さんも同様でしたがすぐに大将が出てきて下さり、手続き完了。
一ヶ月弱で富山の自宅に届く予定です。
いつも新品同様になって返ってくるので嬉しいですね。
ちなみに送料込みで2900円でした。
次は 大阪 親友と夕食へ・・・
コメント
京都に行きたくなりますね~
実は、私、京都生まれで、大学も関西だったので、合計、8年間関西で暮らしていました。
その後、東京に就職しましたが、、
京都はいいですね~住むには暑いし、寒いしですが、ちょっと旅行に行くには良い所ですね^^大阪も懐かしい。。行きたいなぁ~
最後に行ったのは、妊娠中に大学時代の友達と梅田で待ち合わせしたっけ。。
ずっと昔に河原町の裏のお店に行ったことがあります。表に看板もないので、お店?って感じのお餅の小料理店だったのですが、入ると高そ~うな風情のあるお店でした。
当時、私は20歳そこそこの小娘だったので、大人~と感動したのを覚えています^^
大阪は美味しくて安いお店がたくさんあっていいですよね~
東京は美味しいけど、高い、、でしたっけ。。
卯月さんはいつも美味しそうなご飯を食べてらっしゃるので、本当、いいなぁ~と言うか、すごい!!
Unknown
確かに椀物は、出汁が効いている感じの表面がテラテラっとした姿です。これは、余程でしょう。
「鯛の酒蒸し」写真を見るととても美味しそうです。皮の火の入り方も見事。
いつもながら、よいお店をみせていただき、食後なのに舌舐めずり止まりません。
岩さき 大好き〓
『岩さき』行かれたんですね
卯月さんが、リピーターになって下さるなんて、紹介者冥利に尽きます
私も京都に行った際は、必ず伺わせて頂いてます
前回は和久傳だったので、行けず仕舞いでしたが
愛想いい女将さんと、お茶目なお母さんの掛け合いが好きです
ご主人、寡黙ですが渋くてカッコいいですよねぇ
もっちさんへ
もっちさんって京都ご出身だったのですね。
東京も現在の都ですが、やはり京都は格別ですね。
私も昔は京都に住みたいなと思っておりました。
暑さだけがネックです。
大阪も様変わりし、昔よりも若年層を対象としたミナミ、ファッショナブルはキタ、イメージを一新しようと頑張る阿倍野・・・・活気づいております。
是非大阪へも遊びに行ってあげてください。
どれだけ離れても故郷というものは贔屓してしまいます。
kikouchiさんへ
とても丁寧で素晴らしいご主人です。
お料理もさることながら、しつらえというものが完璧です。
女将さんとそのお母様の京都弁を聞いていると
なんとも穏やかな気持ちになります。
美味しいお料理、美味しい会話。
幸せなひとときはこういう事をいうのでしょうね。
まみさんへ
ふ・ふ・ふ
随分時間が空いてしまいましたが、こちらのお米を食べてからというもの、どうしてももう一度頂きたい!!と欲望がわきあがってきます。
相変わらず素敵な女将さんと、お元気でいて気遣いの細やかなお母様。
そして、板場としてぴりっと筋が通ったご主人。
かっこいいお店です。
まみさんありがとう。
再度言わせていただきます。