旅記事からまたもや話は反れます。スミマセン。
前回の「徘徊もどき」の一件から 家族一人ひとりが「神経」を研ぎ澄ますようになりました。
外出も一人では絶対にさせない。
部屋の外に出るときは必ずチェックする・・・等、まるで囚人状態の義父。
ハッキリいって、気の毒です。
日中、主人が家にいないので、何かあったら私と父が対処しなくてはなりません。
父には父の生活スタイルがあるし・・・私も四六時中、義父と一緒にいることは不可能です。<というかしたくない
あったかい飲み物をもって、おやつもって、部屋に偵察に行く・・という行動を日に数回行い、
義父がどんな状態かチェックしています。
ここ一ヶ月、悩んでいた事の一つに「週二回のリハビリの停止」があります。
義父はリハビリの当日、お迎えを待つ・・ことなく、自分から家を出て、センターに行こうとします。
この間もちょっとの隙に家を出て、隣村まで歩いているところを 見つけた親戚のおばさんから主人に連絡があり、
主人から私に連絡があり・・・・あわてて 義父を回収しに走ったしだいです。
ケアマネージャーさんに伝えたところ、「わかりました。中止しましょう。」と快諾して下さいました。
そして・・・生活に支障をきたし始めていると相談すると、いろんな提案を受けました。
アルツハイマー診断からもうすぐ4年。
まだイケる・・・・そればかり考えていましたが、私の精神的疲労と、その疲労をまともに受けてしまう主人。
そして年老いている父のことを考えたら、そろそろ何かに頼ってもいいんじゃないかと・・・・。
「ちょっとクリーニングに行ってくるね!部屋から出ないでね。外に行かないでね」
実験的に、 二時間 義父を一人にしました。
最後の見極めでした。
二時間後 私が帰宅すると 義父は部屋に居ました。
しかし、外出した痕跡がありました・・・。
庭の柿をもぎ取り、家の側に置いてあったのと、汚れた衣類が放置されていたことがその証拠でした。
部屋に無事戻ってきた理由は分かりません。
本人が運良く気付いたのでしょう。
この事により・・・・まだ大丈夫かもしれない・・・と安易に考えることは出来なくなりました。
次は違う場所へ移動するかもしれない。
また大けがをするかもしれない。
行方不明になって、警察沙汰になるかもしれない。
全て最悪の場合の想定をしなくてはなりません。
私はケアマネージャーさんの提案の一つを実行に移すことにしました。
「デイサービス」です。
朝から夕方まで義父を施設で預かってもらう、一般的な介護方法です。
介護保険適用で 一日1500円(昼食付)を安いと捉えるか、高いと捉えるか・・・
取り敢えず月曜日から金曜日まで週5日間お願いすることにしました。
これから雪の季節に突入します。
義父は、雪が積もれば外に出たがります。
もちろん雪すかしの為です。
屋根の上にも上りたがります。
危険性は増す一方です。
サービスを受けることで、私と父は少なくとも神経が緩みます。
出来ることも多くなり、時間の拘束などもなくなります。
主人も心おきなく仕事出来ることだと思います。
ただ、やはり心配なのは義父の様子。
家に帰ってきてからどんな感じになるんだろうか・・・。
疎外感を感じないか?
自分の居場所が無くなったと誤解しないだろうか?
病の進行も気になるところです。
それでもまずは一歩、踏み出してみようと思います。
コメント
Unknown
手紙かくね。
またタイプうちだとおもうけど!
おつかれさま。
初めまして!
同じ富山県に住むハッピーです。
初めまして!
グルメ情報が好きでこっそり見させていただいてました。
お義父さまがアルツハイマーとのことで、大変な気持ちよくわかります。
現在、介護福祉士としてデイケア(リハビリ目的のデイ)で働いています。ケアマネの資格も持っています。
認知症の方もたくさん来ておられますよ。
人によっては迎えの車が来ても嫌っていう方もおられますし、行ってみたら楽しかったって言ってくださる方も。
デイサービスは小規模なものから大規模なところまでいろんな場所があります。
お義父さまに合うデイサービスが見つかればよいですね。
tunaちゃんへ
ああ、ありがとう。
少し環境も進行具合も変化してきたよ。
今日もイライラして怒っちゃった・・・汗。
ハッピーさんへ
初めまして!
ハンドルネームからして元気になれそうですね。
コメントありがとうございます。
介護福祉士さんですか。
日々、大変でしょうね。<こんな事しか言えない
でも、プロならではの目線で、私などにはわからない
テクニックを駆使してらっしゃるんだろうなと思います。
元々短気な私が よくぞ物を投げないで済んでいるなと自画自賛しておりますが、介護士さん達の穏やかで天使のような笑顔を見てしまうと・・・頭が下がる思いです。
デイサービスは取り敢えず なんとか契約できました。
これからどうなるか・・・全くもってわかりませんが
とにかく一歩一歩、試しながら頑張ります。
一歩一歩
認知症含めの介護は、大変ですね。
グループホームやショートステイもうまく利用して
介護を楽しめるようにできるといいですね。
南砺市は、訪問看護や認知症センターも充実しているので、いろんなサービスを活用したいものです。
認知症の行動も記憶が損なわれている本人にとっては、それなりに理由があるものらしいです。
介護者にとっても人生修行ですね。
南砺市のグルメ情報も期待してます。
MONさんへ
そうですね。
ショートステイには本当にお世話になっています。
いつも急な予定に対応してもらっているので
頭が上がりませんね。
認知症の患者さんたちにとっても、介護者にとってもできるだけ最小の負担で生活できることが理想ですが、
理想と現実はずいぶん違いますね。
それでも小矢部を含め、富山県はずいぶん良いサービスがあるなと思います。
これからどんどん辛くなる介護生活ですが、
そのとき、そのときに合った介護スタイルを見つけていきたいとおもいます。