大阪からの客人 其の三 「縁空」から「Bistro T-spoon 」

 

菅沼合掌集落で冷え切った親子3人を連れ、すでに辺りが暗くなってきた・・・「ゆ~楽」さんへ。

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景色がよいであろう・・ということでここに決めたのだけど・・すでに真っ暗。

景色もクソもなかった。

それでもあったまってもらったので、子供達のしもやけの危険性は減ったことだろう。

のらりくらりと砺波市内へ降り立つころに、私の友人のテンションはかなり下がっていた。
何故なら、あまりにも暗い道(当然山道)、お店の明かりもない所を通ってきたので、時間の感覚が「深夜」に切り替わっていたから。

そう、私も大阪から嫁いできたときは、「今、何時だろ?」というあやふやな時間感覚にとらわれた。

「まだ5時半なんだけどねえ・・」と慰めながらも、礪波市街地の明かりをみるまで、彼女は沈み込んでいた。

子供たちにご飯を食べさせ、一旦我が家へ。

長いドライブによく不平不満を漏らさず、頑張ったよ!3人とも。

私らは基本毎日100kmくらいの距離は移動しているけど、大阪だと・・ちょっとした小旅行だもんなあ。

一息ついて、着替えをして・・・子供たちもパジャマに。

         んでもって、ようやくここから大人(私たち二人)の時間!

私の父もいるので、子供たちには家でDVDを観ていてもらい、主人には私と彼女を再度「砺波」まで送ってもらった。

今宵の酒処は私は久々の「縁空」さんです。
主人は消防団のなにかしらでいつもお世話になっています。

暖かい店内にほっと一息。
ようやくここで乾杯できました!!

菊芋のすりながしと菊芋チップス

これから飲むぞ!という気合の二人には優しい一皿。
やわらかい風合いのすり流しは冷えた体をしっかりあっためてくれました。

宇宙いも」を紹介され・・・・

白子豆腐など、様々な酒のアテで日本酒へ移項。

お刺身は鰤が入っていたのでホッとした。
水たこ旨かった!

もちろん、カワハギちゃんの肝も絶品。

そして「ムツ」と「白子」を頂くころには、「銘酒 立山」をグビグビお代わりしていた。
ちなみに燗で・・・・そりゃ飲みやすいはずだわ。

数ある日本酒の中でも立山は本当に舌触りよく、さらっと体に入っていくお酒。

私も久々の「旨い酒」にストッパーは外れていたように思います。

ご飯とデザートはいらないので、酒のアテをお願いいたします!とわがままオーダー。

黒部名水ポークのハムは秀逸!
そして側にあるのは、大根を一度煮て、それを揚げたもの。

くはぁあ!酒が進むぜ!

そうそう、蟹は当然旨い!プチプチをもっと食べたい!!

・・・・・ここまでいったいどのくらい飲んだのか分からないけれど、気づけば、大将とお酒を酌み交わしておった。
もちろん他のお客さんはすでに誰もいない。

酔っ払い(私はここではまだしっかりしていたつもり)二人は、次の酒を求めて・・・タクシーを呼び出した。
何故なら、この縁空さんは深夜12時までだから(笑)。

とても美味しいお酒とお料理でした。味の記憶をお土産にしっかりと持ちつつ・・・
縁空の大将オススメの砺波「ビストロ・ティースプーン」さんに到着したのは「午前1時」ころだったろうか。

ここからは・・・それはもう・・・・大酩酊コースへまっしぐら。

私は何杯ビールもどきを飲んだであろうか。<何を飲んだかも覚えていない

途中から 友はカラオケをはじめ、いつの間にか、隣のおっさんと酒を酌み交わし、そしてお店帰りのお姉ちゃんたちを交えた「カラオケ大会」が始まっていた。
カウンター越しに私はマスターに絡み酒。<性質が悪い

何を血迷ったのか2時半に主人を呼び出し・・・「帰るぞ」という一言を無視。(笑)。

結局お店を退去したのは朝4時半でした。<もちろん 主人の機嫌の悪さはMAX

(2時半から4時半までの記憶は短縮されており、主人の虫の居所の悪さは次の日になって初めて判明する)

家に到着すると、敷地内の用水でリバースする私と、雪とお酒のせいで転ぶ友を介抱する主人。

朝5時の出来事でした。

 

もちろん、次の日は言わずもがなの二日酔いのグロッキー。

朝からリバース&頭痛で・・・・半日おじゃんになりました。

うーん、日本酒とのチャンポンは良くないんだよなあ。

ダナちゃんにとっては、トラウマ並みの富山の酒となったようで・・・・、猛省。

 

子供の朝ごはんを作ってくれた主人には感謝。<いや他にも感謝はしているが・・・・

久々に、ここまで飲んだな~!ある意味清々しい気分です。
日々の細かなストレスが飛んでいった気がします。

ありがとう、ダナちゃん、そしてごめんなさい。

 

其の四へ続く・・・・・

 

 

コメント

  1. ダナ より:

    Unknown
    必死に記憶から抹消してたところなのに、この記事のおかげできっちりと細部まで復習できました。
    涙が出ます。
    そして未だに「立川」「砺波」がトラウマです。

    でも楽しかった!記憶ないけど!とっちゃん、ごめん!!(笑)

  2. ダナ より:

    Unknown
    違う!「立山」だ!
    にっくき立山!!(笑)

  3. まみ より:

    Unknown
    そりゃ翌日は倒れるわぁ( ̄▽ ̄;)
    たぶん、血液はアルコール化してたね(笑)
    今回は、笑いなくして読めなかったです(失礼)
    しかし、どんだけ~飲まれたのかしら…。私なら復活に三日かかりそう!

  4. 卯月 より:

    ダナちゃんへ
    ようこそ、富山へ!!

    よくぞオチビちゃんたち二人を連れて来てくれたね。
    ほんと、お疲れ様。

    酒に喜び、酒に溺れ、酒で撃沈。

    うん、これぞ富山流!(笑)

    「銘酒 立山」へのリベンジをどうか果たしてください。

    あ、次回は最終日前夜にのんだくれましょうね?(笑)

  5. 卯月 より:

    まみさんへ
    いやはや・・・まみさんほどは飲めませんが・・・・

    久々の再会&夜遊びにぐーんと気分が盛り上がってしまいました(笑)。
    ちゃんぽんはだめ、絶対(笑)。

    やっぱこれから焼酎一本で行こうかなあ。

  6. たかやん より:

    Unknown
    ぎゃはははははははははっ
    もう笑いが止まりませんでした
    とても楽しい時間だったのですね、
    しかしお酒大好きなんですね。
    わたしは最近自宅でカシスオレンジとかワインとか、かわいいアルコールで飲んでます

  7. 卯月 より:

    たかやんさんへ
    笑いを提供できて、光栄です・・・。

    可愛いアルコールなら、きっと二人とも素面でおしゃべりを楽しめたのでしょうけど、酒好きな人間にはより深みへ沈んでいく飲み方しか出来ませんでした。

    ちなみに、ワインだったら、より恐ろしいことになったことでしょう。

    暫くはおとなしくしとります・・・反省。

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