大阪からの客人　其の一　「はくびしん鍋」に感動！

広島から帰宅後・・さほど間を空けず、大阪から客人が金沢にやってきました。

大阪でいつも・・本当にいっつもお世話になりっぱなしの「ジョヴァノット」の上村和世シェフです。

だいぶ前から、お誘いはしていたのですが、シェフ自身ご多忙であり、なかなか時間が合わないまま　2013年　を迎えてしまいました。

今回、貴重なお店の予約がとれたということもあり、思い切ってお出迎えしたわけです。

案内役？にわたしと主人が・・と思っていたところ、主人、仕事でNG。

そこでヘルプを申し出てくださったのが　Y’sさん　です。

きっと私が困っているのをみて助け舟を出してくださったのでしょう。ありがとうございます。

そんなこんなで金沢駅へとお迎えにあがり、どうせなら今の時期「五箇山」あたりの雪景色でも堪能して頂こうということになりました。

白川郷は経験済みのシェフも、五箇山のこぢんまり感を楽しんでくださりほっと一息。

寒い中、スニーカー（私はメールで撥水性のある靴を・・と伝えたのだが大阪の人はなかなか用意ができないらしい）だったシェフ。

「風邪ひかれたらどうしよう・・予約でレストランはほぼ満席というのに・・客にうらまれる・・・」とドキドキしぱなっしの私。

「シェフ・・・なんで革靴とスニーカーチョイスだったんだろう・・」と不思議顔のY’sさん。

雪で転倒してえらいこっちゃ！にならないように・・色々気配りをしていたのですが、そんなの無用だったようで。
アウトドア派のシェフはとても運動神経がよかった。

スニーカーでかまくらにIN!それもめっちゃ笑顔。

すごく楽しんでらっしゃいますね。

とはいえ、あまり長居していたら私が風邪をひく・・と思い、ようやく移動。

いつもの「高千代」さんへお邪魔しました。

マスターは相変わらず照りのあるよい笑顔で迎えてくださいます。

この日は、熊、日本鹿がオススメだったようですが、私はいつもどおり「はくびしん鍋」一択！
すると、Y’sさんも上村シェフも「はくびしん鍋」チョイス。

ええ？熊とか鹿じゃなくていいのか？？

まあ、各々好きなものを食べるのがいいけどさ。

「南砺市」の「砺」の字を教えているY’sさん。
にこやかに打ち解けてくださって助かりました。

この日のはくびしんは・・それはもう・・・最高でした！

美味しいお出汁がたっぷり。
白菜と葱もそれを吸ってくれて、とても美味。

〆の雑炊は、フグやすっぽんにも勝る味わいでした。＜いやマジで

「今日のはくびしん、最高だった！」と伝えると、「え？そうですか？秋終わりに獲れたはくびしんだからかな」とマスターの返答。

そうか・・この時期にくれば、この最高のお鍋をいただけるのだな・・とニヤリ。

上村シェフもいたくお気に召したようで、多少興奮気味に感動してらっしゃいました。

よかった・・・案内しておいて・・・ちょっと外観的にはびっくりなお店だしな（笑）。

其のニへと続く・・・・