「穴の谷の霊水」 in 上市町





皆さんからのたくさんの情報と力強いお言葉に後押しされ、
早速、富山県の上市町へと出掛けました。


天候にも恵まれました。

ちょっと古いムラーノのナビの通りに行くと「上市IC」で下車と指示される。
しかしここは「滑川IC」の方がより近いと思われます。

インターから20分程で「広野」という交差点に来ました。
ここにどでかい看板があり、一安心。
後は指示通りに車を走らせます。



村に入り、駐車場に到着。
小さな売店とトイレが完備されています。

見渡すと県外ナンバーの多いこと。
それも遠いところから・・・。

駐車場の代金200円を払います。<係の方がいるので
ここではポリタンクの販売と、台車の貸し出しを行っています。
私はここで失敗をします。

たくさんお水を運ぶ方、絶対に台車を借りて下さい。
300kgまで乗せることができる立派な台車はレンタル200円です。

私は今回、ポリタンク持参でした。
それも車輪の付いたもので、コロコロと転がせます。
だから台車を借りなかったんです。
これが大失敗!

意気揚々と、谷を目指します。



山の道だけどなだらかで歩きやすい。
でも暑い・・・


駐車場から400mほどのらりくらりと歩くと、ようやく谷が見えました。

厳守事項が書いてあります。
守りましょう。


谷間での階段は、一段一段低くて降りやすいです。
お地蔵様に出迎えられ、なんとなく神妙になります。




途中にある不動堂でお参りを。
その後、ポリタンクやペットボトルを濯ぐ水場で一仕事です。


その水場をじーっと見ているスタッフのおじさん。

洗った後、その人の所へいき、案内通りにチケットを購入します。

ちなみに今回は水を谷から上に運ぶためのケーブルカー代金を含め、
500円(1L=10円)をお納めしました。



ひんやりとした水場。

お参りをしてから頂きます。
意外とあっさりと満水になりました。
水の勢いはあるほうですね。

その後、下の画像にありますように、お供え台に汲んだお水を一旦供えます。
水を汲んだ位置から階段で7-8段上らなくてはなりません。
これが辛かった・・・・

20リットルの水は重い!!想像以上に重労働です。



念じるようにお参り、お祈りした後は、
それを自力で階段下のスタッフのおじさんのところまで持っていきます。

ここでちょっと休憩。
座るところもあります!
おじさんのすすめで 冷蔵庫で冷たくなった霊水をコップで飲ませてもらいました。

なんと美味しい!!!

名水100選に選ばれるだけあって癖の少ないスッキリとした美味しいお水でした。

ちょっと落ち着いたので、スタッフのおじさんに御礼を言って、
ケーブルカーまで水を運びます。

スイッチを押すのがおじさんの役目。

谷底から上までグーンと水を運んでくれます。


人間はもちろん、感謝しながらこの階段を上ります。

おっかしいな・・下りはすごく楽だったのに上りは結構しんどい(笑)。
汗をふきふきマイペースで上りきると、
ケーブルカーの到着点まで行き、ポリタンクを下ろします。

さて、ここで先ほどの失敗が・・・・。

いくら車輪が付いていても、重さは尋常じゃなく。
取っ手を引っ張って転がしてもかなり重い。

主人が二つ引っ張って、
私が従姉の為に汲んだポリタンク(10-11kgはある)を担いでいこうとしたが
まるで無理。 400mの道のりは歩けない。


さてどうしよう・・・とここで悩む。


他の方達は皆ちゃんと台車を借りている。
・・・・そりゃそうだわな。
私たちより遥かにたくさんのポリタンクを持って帰られるのだから。

で、仕方なく私だけ 400mの道のり を歩いて戻り、台車を借りに行くことにした。

歩く間、暑さの為 朦朧としている。

台車を転がしがら、主人の元へリターン!
待っている人間も、暑さは同じだわな。



普段使わない根性と気力でなんとか車のもとへと運べました。

車のトランクが高い位置にあることから主人の腰は痛んだけどね(笑)。


家から二人分の着替えとタオルを持ってきていたのが良かった。
汗だくでどうしようもないシャツを着替えることができ、一段落。


その後、すぐに近くの郵便局から従姉の母に向けて発送。
思ったより安く、兵庫県まで800円だった。



すっごく疲れたけど、めっちゃ真剣にお願いした。

どうかどうか病が去りますように。
クスリが効きますように。


従姉の病名は「悪性リンパ腫」。

足の付け根のリンパで発見された。
転移などについてはこれから精密検査を行うらしい。










コメント

  1. ジャム より:

    お疲れ様でした
    卯月さん、お疲れ様でした。

    私も母が病気になった時に随分こちらでお水を
    分けて頂きました。
    卯月さんのお気持ちが通じて従姉様が良くなる事を私も願っています。

  2. Y's より:

    お疲れ様でした
    こんばんは。
     
     暑い中、お疲れ様でした。
     以前に比べると便利にはなっているな、と思いました。代車のレンタルなんてなかったな…。
     それでもこの気温ですから、ご自宅に戻られてからは、ぐったりだったのではないでしょか?
     
     「水は答えを知っている」という本にあったのですが「ありがとう」と書いた紙と「否定の言葉」を書いた紙を、別々のビンに貼って、同じ水を入れて凍らせると、前者は綺麗な結晶になり、後者は変な結晶になっていました。
     想い、言葉は、きちんと伝わっているのだなぁ、と。
     きっと、水に込められた卯月さんの想いは、従姉さんに通じると思います。

     あともう一つ。
     滋賀県、湖東三山の一つ「西明寺」に今年十二年に一度の秘仏が公開されています。
     従姉さんがもし、寅年であるなら、是非ここに行かれるといいと思うのですが…。
     秘仏は『寅薬師』(俗称)
     寅に乗った薬師如来様です。

  3. かにたま より:

    ほえー
    最後に穴の谷に行ったのが10年以上も前なのですが
    今じゃ随分システマチックになってるんですね(@_@;)
    暑い中、おつかれさまでした。

    同じ水でも、水によっては体の反応が変わるので、
    従姉の方の体に合って、いい結果が出るといいなと思います。

    昔、周辺に白玉やところてんを出すお店があったと思うのですが…
    せっかく遠くまで行かれるので、自分達にもご褒美あげて下さいね。

  4. なおます より:

    猛暑 残暑
    ひどい中 お疲れさまでした。

  5. がつたま より:

    お疲れ様でした
    卯月さんの気持ち、届きますよ。
    従姉さんにね♪
    その気持ちで、きっと心がふわっと温かくなるはず。

  6. 卯月 より:

    ジャムさんへ

    ありがとうございます。

    皆さん、何かしらの事情でこちらのお水を汲んでらっしゃるのですね。
    願いを込めて、あの谷に向かって下っていくと
    不思議と聞いて下さるような気がしました。

    また時間をみて汲みに出掛けようと思います。

  7. 卯月 より:

    Y’sさんへ

    ありがとうございます。
    やはり汗が噴き出るような状況でした。
    でもたっぷりと分けていただき、安堵しました。

    お水って不思議ですね。
    そのお話、私も聞いたことあります。
    念を込めやすいのもお水だということですよね。

    滋賀県情報ありがとうございます。
    従姉は既に入院中で、動くことが出来ないようです。
    叔母に伝えておこうと思います。

  8. 卯月 より:

    かにたまさんへ
    皆さんそうおっしゃいますね。

    やはり少しでも負担のかからないように
    改良されているのでしょう。

    腰の曲がったおばあさんなども汲みに来るようですから、ケーブルカーはなくてはならないものです。

    スイーツのお店見つけること出来なかった~。
    でも秋口にまた汲みに出かけるので
    その時は恩恵にあずかろうかしら!

  9. 卯月 より:

    なおますさんへ
    ありがとうございます。

    とっても暑かったです。
    でも山の谷あいには涼しい風が時々吹くので
    そのありがたさを噛みしめていました。

  10. 卯月 より:

    がつたまさんへ

    ありがとうございます。

    本当に従姉の元へと願いが通じたら・・と思います。
    若くて綺麗な従姉です。
    子供もまだ3-4才。
    母としても妻としてもこれから!なんですから。

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