ムラーノ島、もう一つの駅「MURANO MUSEO」で下車。
太陽の恵みをサンサンと浴びた島の姿はとても美しい。
ここで降りると「ヴェネチアングラス博物館」なるものにもたどり着ける。
が、私は全くの反対方向へ・・・・。
橋を渡ってすぐの一軒のお店へ。
気軽にお土産でも・・と思ったんだけど、奥が深かった。<店の
手前のコーナーは「お土産」。
しかし奥へ進み、さらに二階へと上ると・・・素晴らしい作品の数々。
所狭しと並べられている色とりどりのヴェネチアングラス。
チェスもチェス台も格好いい・・・。
目がチカチカ、その上見応えあるので目が泳ぎまくる。
私が好きなシリーズは下記の画像のコーヒーセット。
・・・・・一応値段を聞いてみた。
うん、ちょっと無理かな・・・。<今回の旅の合計金額+α
スタッフのお兄さんにつきまとわれながら、目の保養を続ける。
目が覚めるような美しいグリーン。
こちらは軽く「桁」が違った(笑)。
もちろんどちらもセット売り。
美術館巡りをしている感じで、店内を楽しみました。
本当に職人技って素晴らしい。
いまとなってちょっと後悔・・・ペンダントの一つくらい買えば良かったかなあ。
もう一軒、同じようなお店に入ってみたけど、ここでも買わず・・。
購買意欲どこいったんだろう??
あまりにもダイナミックな作品を目の前にすると・・・気力が奪われてしまう。
テンション上げすぎて喉も渇いたし、何よりも主人のトイレ休憩の為、
島のサン・ベルナルド広場にある「OSTERIA AI BISATEI」へ。
運河沿いから一本道を入ると、民家が建ち並ぶ広場へ。観光地とはお世辞にも言えない。
広場にはベンチがあり、地元のおばあちゃんが結構大きな声で歌っていた。
くたびれた足を休めようと思い「オステリア」の中へ。
カフェをして一休み。
と思っていたら隣に立ったおじさん達(3人)が皆一様に「グラスワイン」をオーダー。
あ、一人は「体がまだ本調子じゃないからジュースにする」と言ってたな。<ニュアンス解釈
上の画像がデキャンタに入った白ワイン。
もちろん赤ワインもある。
このワインをみたら・・・何故か飲みたくなった。無性に。
渋いおじいちゃん(店主)に「これと同じの頂戴!」という。
愛想のいい店主は「あいよ!」ってな感じで小さいグラスに注いでくれた。
これが想像以上に飲みやすくて美味しかった!
フルーティでサラッとしていて、あのデキャンタ一つ分くらいなら余裕だと思う。
二杯目をお代わりした(この間 主人@ toilet)。
次に注いでくれたのは、「ルパン三世」のトレーナーを着たお兄ちゃんだった(若い!)。
カタコトの英語を話してくれるので分かりやすい。
なみなみと注いでくれたので嬉しかった。
するとおじいさんが「無言」でポテトを差し出してくれた。
このポテト・・・めちゃくちゃ旨い!
軽く焼いてあるんだけど、甘みがギュッと詰まっていてびっくりした。
ふかふかで温かい。
適度な塩気もワインに合う。
ここでようやく主人が帰ってきた。
「あれ?俺の珈琲は?」
そんなもん飲んだにきまってるだろ。
熱いエスプレッソがぬるくなるやん!
短時間の間にワイン臭漂う妻をみて主人はどう思ったんだろう・・。
さて次の島へと移動です。
主人がどうしても譲らなかった「ブラーノ島」へ!
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