どれだけ寂寥を感じていても、日常は過ぎていく
主人も然り、私も然り
・・・
今日は嬉しいことが一つありました。
実は少し前から「ミーコを譲ってくださった美容室」を探していたんです。
東大阪の玉串にある美容室で、二十年前ということもあり名前を忘れていたのですが、場所だけは朧気に記憶していました。
それが功を奏し、Googlemapで調べたところ、美容室の名前が記載されていて、
もちろんGoogleの店舗データに電話番号が書かれていたわけですが・・・
残念ながらNTTアナウンスによる不通。
「うーん・・・閉店されたのかな」
と近隣の店舗に電話するも「不在」。
夕べ、何とか二軒隣りの店舗に繋がり、その美容室が営業しているかどうか突き止めることが出来たんです。
「たしかまだ営業してたんちゃうかな。」
そうなればこっちのもんです。
もう一度、今度は104にかけて調べて貰おうと思った時、「あれ?この市外局番おかしい」ということにようやく気付きました。
長年大阪を離れていたせいで、そんな事も見落としていたなんて・・・失態!
どう見ても玉串ではない市外局番。
今度は東大阪の店舗電話帳サイトから調べると、案の定Googleにミスが発覚!
「くそぉ・・・・こんな単純なことか~!!!」
と悔やみながら架電したのですが、残念な事に留守。
とにかく繋がる番号をゲットしたので、ウキウキ気分で夕べは眠りました。
・・・
そして今日。
「営業時間前の九時頃にかけてみよう!」
そう思っていた矢先、なんと相手側から着信が!
どうやら履歴を見て電話してくださったようで・・・・・無事、美容室のマダムとお話しすることが出来たんです!
二十年前のやり取りも朧気に記憶してらっしゃって、嬉しそうに話を聞いて下さいました。
「今度、四月の七日、墓参りの為大阪へ行くので、写真を持っていってもいいですか?」
そう伝え、電話を置きました。
二十年もの間、一度も、ミーコの親兄弟に会いに行かなかった事を、今更ながらに深く後悔しています。
あの時出会ったミーコの両親猫。
二匹とも可愛らしい顔立ちで、気品ある雰囲気でした。
ミーコには3-4匹兄弟がいたのですが、ミーコだけは母親のミルク争奪戦に弾き飛ばされるような気弱な子でした。
きっと、その兄弟達も皆、幸せな家庭へ貰われていったことでしょう。
私が「二十年近く生きた」事を伝えると、かなり驚いてらっしゃいました。
あの出会いがその後、私たちにどれほどの幸せを与えてくれたか・・・・それを伝える為、大阪へ向かいます。
・・・
今朝、ミーコロスに陥ったまま浮上出来ない主人が泣きながら会社に行きました。
トイレから猫カレンダーが外され、恐らくは猫記事も読んでいないんでしょうね。
心のダメージは想像した以上に深い。
それでも仕事が多忙であれば、すこしずつ日常を取り戻すはずです。
もちろん私もそうです。
そうでなければいけない。
だからミーコのお話は、一旦これでおしまい。
またいつか、思い出を話したくなるときがくれば、お伝えします。
凜々しくてお利口さんで、誰よりも主人の前で女の子だったミーコ
虹の橋を渡りきったその先は、きっと素晴らしい世界なんだろうね
コメント
Unknown
ブログを読みました。
ミーコちゃんは幸せな猫ちゃんですね。
去年の3月に愛猫のサバトラ(メス)が天国へ旅立ちました。
満18歳5ヶ月、数え19歳。
ペットロスを感じた頃は辛かったです。
今は白猫のオス(推定5歳)を保護しました。
大変だと思いますが前向きに生きて下さい。
マモルさんへ
ありがとうございます。
マモルさんのように次の一歩を踏み出すことが出来るまで、まだ暫く時間がかかりそうです。
ペットロスから抜け出すには新しい子を迎えるのが手っ取り早いと解っているのですが、家庭の事情もあり、なかなか決心できそうにありません。
マモルさんのように素敵な出会いがあれば、また考えたいとは思うのですが。
今は自然に任せようかと思っています。