村の「追善」


2月10日は村の「追善」の日でした。

浄土真宗の敬虔な信者ばかりの村では
昔からの重要な行事です。
班の中で順番に家を開放して催されるのですが
これが20年に一度廻ってくるのです。
今回は「親戚の電気屋さん」の自宅で行われました。
もちろん親戚なので手伝いにいかなくてはありません。
村人は男女合計32人。(いつもより少なめ)


この行事、家にとってかなり大変なんです。
特に女性は・・・。
午後三時から始まるお経の前に私は準備手伝いの為
一時半に家に到着。
すでにたくさんの料理が作られていました。
二日前から一生懸命用意されていたらしく
ほとんどすることがありませんでした。
その時点では・・・。


私は巻き寿司を切ったり・・並べたりの仕事。

この他に家庭の料理がずらり・・・。
どれもこれもヘルシーで美味しい!



ゆびす(べっこう・ゑびす・・とも呼びます)

材料


































10g
しょうゆ 0.5g
0.2g
みりん 3g
だし汁 40g
寒天 0.8g



今回の具材はミカンの実が入っていました。


かぶらの酢もの

かぶらの浅漬け


このほか、厚揚げの煮物やかぶら寿司、煮豆、かぼちゃ等々。
これらは村の女の人たちだけの料理です。
男の人には「御膳」が用意されています。

お経が終わった後はこれらを食べてみんなでお話タイム。
ようするに宴会です。
男性の方達はお酒をじゃんじゃん飲みまくり。
熱燗をつくるために大忙しの私たち・・・。
「まだ飲むの?もう5升も空けたんですけど・・・・。」
落ち着いて御飯も食べていられない状態。
みんな相当に酔っぱらっているので気が大きい。
(義父ももちろんですが・・・)

とにかくいろんな仕事がてんこもり・・。
おばさんの苦労も充分にわかりました。
13年後、わが家に順番が廻ってくる予定なのですが
いったい何を作るべきなんだろう~。
勉強しなきゃ・・・・。


今から悩みの種です。



コメント

  1. 愛知の卯月 より:

    Unknown
    卯月さ~ん、お疲れさまでした~。

    めっちゃ大変そうです~~。

    でも、料理以外にも色んな勉強ができそうですね。

    13年後の卯月さんは、こうやって学んだ物を地域の若いお嫁さん達に教えながら、チョイチョイとこなされてますよ。

  2. 卯月 より:

    愛知の卯月さんへ
    ありがとうございます。

    ほんと大変さが身に染みて理解出来ました。

    13年後、必至で頭を悩ませている自分が目に浮かぶようです。

    料理はその為に日々精進していきます。

    卯月さんのアイデアもお借りするかも!