京都二泊旅 其の七 錦「近又」



朝がゆを食べ少しはすっきりしたといっても
胃もたれがあり、寝不足の頭・・。

お昼には「予約」の店があったので、
それまでに治さねば・・・と液キャベを飲みます。

これからもちっとうまく予定を立てよう・・・涙。

まず午前中に訪れたのは「錦市場」。
お昼までの間、ぶらぶら散策しました。





「有次」で包丁を眺め・・いやまだまだこんな包丁はもてねえ~!と
我慢我慢・・・・。

ひっきりなしにお客さんが溢れ、職人の道具たちに熱い視線をおくっていました。

宿・懐石「近又」は藤井大丸から錦市場へ行く通りの途中にあります。



このお店だけ異質な雰囲気をかもしだしていました。
「近又」です。



お花が美しく生けられ、玄関先が華やいでいます。

開店時間前に料理人の方達が水を蒔きに出てきます。
水を打った石畳が美しく、その場所だけ空気が変わります。






玄関先には丸下駄がかわいく・・・。


お部屋からは手入れの行き届いた小さなお庭が見えます。




店を一歩でも出たら喧噪の中のはずが、
お座敷の中はシンと静か・・・。
車の音一つしません。



生雲丹の琥珀羹、稲穂




秋茄子、生湯葉、栗、菊菜



前菜はかなり驚きました。
美味しくて・・食感の楽しめる一品。

海老芋やお刺身も充分美味しいのですが、
何よりも印象強かったのが「揚げ物」でした。
衣の味が格別だし、海老の濃厚な甘みが涎ものに美味しい。
海老には「栗」を細く切った衣がまぶされています。

鮎は骨が上手に抜かれていて、
上流の川の匂いがして美味しかったです。





この後に、羽釜で炊いた御飯がおひつに入れられ、
お漬け物で頂きます。
お汁の中には松茸と鱧が・・・絶品!



デザートは自主申告。
仲居さんがみんなあわただしくて少し待ちぼうけ・・・。


お昼の懐石一万円のコースでした。<正確には9000円+座敷料>

仲居さん達は皆若く、聞いたところによると女子大生さんがほとんど。
かわいくてよく動くのですが、たまに抜けていたりと
それも愛嬌?

女将さんと料理長自らが挨拶に来てくださったので満足です。
帰り際も料理長が靴をだし、お見送りしてくださいました。

お忍びで訪れるには格好のお店ですよ!


「懐石・宿  近又」

コメント

  1. 愛知の卯月 より:

    Unknown
    またまたゴージャスなお料理が並びました~~@@
    ああ・・・、今夜は「ドラゴンズ応援セール」で一匹66円の秋刀魚です。
    「おっ!今日は秋刀魚!?やった~~!!」と喜ぶリーズナブルな子ども達。

    丸下駄、かわいいです~~。欲しくなっちゃいます。

  2. 卯月 より:

    愛知の卯月さんへ
    散財しました・・・・・とほほ。

    これからはもずくと茶漬けの生活ですよ~。
    あ、ボンカレーもいいかな(笑)。

    秋刀魚安いですよね。安くて栄養よくてばっちりのおかずですよ。

    秋を満喫しましょう!!!

    丸下駄・・私もインテリアに欲しくなっちゃった。

  3. misora より:

    お忍び
    お忍びだなんて・・・
    人妻には危うい言葉ですね(笑)

    夜の料亭も素敵だけど
    日光をあびた日本庭園も
    イイですね!

    こんな緑を見ながら食事なんて
    心も体も癒されそう

  4. 卯月 より:

    misoraさんへ
    あはは、確かに危ういですね。

    夜の料亭はもっと妖しいですよ(笑)。
    日本庭園を見ていると身体から毒が抜けていく感じがします。

    京都はいいですね~・・
    また近々行きたいです。

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